セカンドストリートの買取ってこんなに安くなっちゃうの!?値段の付け方ひどくない!?と経験したことのある方いるのではないでしょうか。
また、これから買取査定を検討している方は、自分の品物に値段がちゃんと付くのか不安になりますよね。
セカンドストリートの値段の付け方は店員さんによってまちまちだったり、その商品自体の需要やお店側の在庫状態によっても変わることがあるんです。
今回は、セカンドストリートの値段の付け方が本当にひどいのか、また適正であるのかをアパレル販売と中古車買取販売の経験がある筆者が両方の視点から考察していきたいと思います。
目次
セカンドストリートの値段の付け方はひどいのか?
結論から言うと、セカンドストリートの値段の付け方は、店舗や店員さんによってまちまちのようです。
全く同じ商品を2店舗のセカンドストリートで査定比較したところ、買取金額が大きく変わるケースがあったみたいです。
安く買い取って高く販売しようとする店員さんもいれば、おしゃれで服が好きそうな店員さんだとブランド品に詳しいので高く買い取ってくれる場合もあり、店舗の在庫状態や店員さんによって買取価格は違ってくるのが現状のようです。
私は元々中古車の営業マンで買取査定をしていましたが、商品のデータを本社に送信すると最低買取金額と最大買取金額が算出されるシステムでした。
それをベースに買取金額の提示と商談をしていました。
商売なので買取側はできるだけ安く仕入れたいのが本音です。
それを高く売ることで自分たちの利益になるわけですからね。
データと状態を考慮して金額を付けているので、査定者のさじ加減で金額が大きく変わる可能性があるかもしれません。
値段が高くなりやすいものは?
セカンドストリートで値段の付け方が高くなりそうな商品について紹介します。
買い取った後に売れそうな商品
買い取った後に売れる商品なのか?これも買い取り価格に大きく影響してくる要素ですね。
なので絶対に売れると思った人気商品は、多少金額を出しても買い取りたいと思うので高額買取してもらえる可能性があります。
逆に、買い取ったものが売れなければ商売が成り立たないので、新品未使用だからといって高く買い取ってもらえるわけではないようです。
1度も着用していないものが購入価格の1割にも満たないこともあります。
認知度の高いブランドや定番もの
認知度の高いブランド品で流行に左右されづらい定番のものは高い値段が付きやすい傾向にあるようです。
例えばブランド品のバッグやベーシックなシャツやコートなどですね。
逆に、トレンド感が強すぎて流行が落ち着いて売れなくなる可能性があるものに関しては、高い買取金額を提示しづらいみたいです。
在庫が自店に多い商品に関しても売れ残ってしまう可能性があるので、リスク回避で安く買い取られてしまうかもしれません。
これらのことから、商品自体のデザインや状態、買取店の在庫状況や査定する店員によって買取価格が変わってしまうことがあるようです。
セカンドストリート買取価格に関する口コミ
買取に関する口コミは、正直あまり良いものは多くない印象です。
- 「買取価格が安すぎ」
- 「2度と行かない」
- 「一言で最悪です!」
といったコメントが口コミでは多いです。
また、セカンドストリートで買取不可と言われた貴金属を他の買取店に持っていったら、36万円の値段が付いたといったこともあるようです。
接客対応の悪さについての声も多く上がっているので、もしかしたらアルバイトの方が多く、知識面が少し勉強不足の可能性はありますね。
ただ、私が感じたのは買取価格に期待をしすぎている背景があるような気がします。
ブランド品だから値段が付くはず!と期待値が高すぎるが故、値段を提示されたときのがっかりが大きいのかもしれません。
また、店員さん側の声も拾うと、
「お客様が金額にご納得いただけないケースが多く、その際の対応が大変」
といった意見もあるので、意地悪で値段提示しているわけではないですね。
セカンドストリートは買取不可でも処分してもらえる?
セカンドストリートの公式ホームページによると、値段のつかなかった品物に関しては基本的にお持ち帰りをしてもらっているようです。
ただ、一部店舗では1着1円で買い取る【ECO買取】を実施しているようです。
ECO買取に関しては、各店に確認が必要みたいですね。
なので不用品の処分を検討している方は、一旦近くの店舗に連絡をしてみた方がよさそうです。
セカンドストリートで少しでも高価買取してもらうには?
セカンドストリートで高く買い取ってもらうコツとしては
- 適正シーズンに売る
- 人気ブランド、買取強化品を売る
- 買取20%UPの利用
ここをおさえる必要があります。
適正シーズンに売る
特に衣類ですが、買取には適性のシーズンがあります。
着用するシーズンの2~3か月前に売ると良いでしょう。
簡単に説明すると、真冬の季節に店頭に陳列されているショートパンツを買う人って多いでしょうか?
答えはNoですよね。
何が言いたいかというと、現在需要のある商品を店頭に置きたいわけです。
そしてそれは、実際に着用するシーズンの2~3か月前に買取を強化しています。
少し前から買取を強化することによって、実際に売れる時期に店頭に需要のある商品がちゃんと揃っている状態にするためです。
補足すると、実際に着用するタイミングに買取を依頼するのは少し遅いです。
お店としても売れ残って在庫を抱えるリスクがあるため金額が低くなるか、買取不可の可能性があります。
買取ベストシーズン目安
- 春物⇒1~4月に買取強化
- 夏物⇒4~7月に買取強化
- 秋物⇒8~10月に買取強化
- 冬物⇒10~12月に買取強化
あくまで目安ですが上記のタイミングだと値段が付きやすいです。
また、ブランド品のバッグなどのシーズンを問わないものに関しては季節に左右されづらい傾向にあるようです。
人気ブランド、買取強化品を売る
実際に店舗やサイトに買取強化のブランドが掲載されているので、それをチェックして該当する商品をピックアップして持ち込む手法です。
ただ、ドメスティックやインポートのブランドが強化されていることが多いので、ノーブランドだったりセレクトショップのオリジナルブランドなどは、対象の可能性が低いです。
買取20%UPの利用
セカンドストリートでは、買取額が20%UPキャンペーンが定期的に開催されているようです。
そのタイミングを狙って売りたいものを持ち込むことで高価買取をしてもらう方法です。
開催時期は最近の傾向だと、3・6・9・11月が多いようです。
先ほど説明した適正シーズンに売る手法と組み合わせることで高額買取を期待できるかもしれません。
まとめ
セカンドストリートの値段の付け方は、店舗や店員さんによって差が出てしまうようです。
もし査定をしてもらって納得いかない場合は、複数店舗に査定を依頼して1番高く買い取ってもらえる場所に売るのが良いかもしれません。
買取の適正シーズンとキャンペーンのタイミングで売ることを意識した方が高額買取の可能性が上がりそうです。
また、現在はメルカリやラクマなどのフリマプリがかなり普及しています。
買取店の仲介がなく自身で直接売るので、手間がかかりますが利益がより出やすいかもしれません。
双方を比べたうえで自分が納得できる売り方が一番だと思います。