雑学

ハスの花が気持ち悪い・怖いのはなぜ?実は栄養や薬膳効能がある?味や食べ方も紹介!

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ハスの花を見たときにネガティブなイメージを持つ方がいます。

理由は様々ですが、日本人にとっては極楽浄土(つまりあの世)に咲く花という印象が強いためかもしれません。

 

実はハスの花にはそれに付随するこわーい花言葉もあるんです。

 

今回はハスの花について様々な情報をご紹介します。

是非最後までご覧ください。

 

ハスの花が気持ち悪い・怖いのはなぜ?

ハスの花に対して気持ち悪い、怖いとイメージを持たれる方が一定数いらっしゃいます。

凛と咲く姿は美しいですが、確かに暖かさや可愛らしさはあまり感じない花ですよね。

 

そして蓮の花が枯れた後に生まれる種子の姿が怖い、気持ち悪いと言う方が多いんです。

 

イメージによるもの

ハスの花は仏教の世界で極楽浄土に咲く花と言われています。

極楽浄土はいわゆる天国、幸せな世界ですが言ってみればあの世なので死を連想させてしまいます。

 

見た目によるもの

ハスの花が枯れた後の姿って見たことありますか?

実は結構ショッキングな姿をしているんです。

 

ハスの花は夏に桃色の美しい花が開花し、3〜5日で枯れてしまいます。

その後蜂の巣に似た円形の花托の中に無数の実が収まります。

これがなんとも不気味な見た目をしていて、まるで無数の目に睨まれているような錯覚に襲われます。

 

このような理由からハスの花は気持ち悪いと言う印象が根付いているのかもしれませんね。

 

ハスの実は栄養が豊富で薬膳効能も?

見た目に難ありのハスの実ですが、じつは女性に嬉しい栄養が豊富な食べ物。

海外では薬膳としても広く取り入れられているんです。

 

おまけに収穫時期が短くとても貴重な実なんですよ。

それでは、ハスの実に含まれる主な栄養素をご紹介します。

 

ビタミンB1

ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要となるのがビタミンB1です。

脳や神経を正常に働かせるためにとても大切な栄養素なんですよ。

 

また皮膚や粘膜を正常の保たせる効果もあるので綺麗な肌、健康的な身体のためにもたくさん摂取したいですね。

 

カリウム

身体の中で様々な調整をし、身体機能を正常に保ってくれるのがカリウムです。

例えば心臓機能や神経刺激の伝達、細胞内の酵素反応など不足すると生命維持に大きな支障をきたしてしまうので注意しましょう。

 

カルシウム

骨や歯を強くする、と言うイメージが強いカルシウム。

もちろんそれもカルシウムの働きの一つですが血を凝固させ出血を抑える効果筋肉の興奮を抑える効果もあるんです。

 

食物繊維

便通を整え快調なお通じを出すのに欠かせない食物繊維。

また脂質や糖質などを吸着してそのまま体外へ出してくれると言うありがたい効果まであるんです。

 

食べ過ぎてしまった時や生活習慣が気になるときは、是非積極的に摂取してほしい栄養素です。

 

蓮の実の味や食べ方は?

それでは気になる蓮の実の食べ方をご紹介します。

蓮の実は生では食べられないので、必ず火を通してから召し上がってくださいね。

 

蓮の実の炊き込みご飯

甘露煮にした蓮の実を栗ご飯を作る要領で。

ほくほくとした食感の蓮の実はご飯との相性抜群です。

 

蓮の実の砂糖煮(ベトナムのデザート)

蓮の実はほとんど味がないので、砂糖で甘く煮ると子供も大人も美味しく食べられるおやつになります。

しっかりと煮ることで日持ちするため常備菜にしてお弁当の口直しに入れてもいいですね。

 

蓮の実と筍の煮物

ほっくり食感の蓮の実は煮物にも最適です。

対照的な食感の筍と煮物にすれば口当たりの違いが楽しいですね。

蓮の実は中国や東南アジアのお料理で使われることが多いですが和食でも美味しく取り入れられますよ。

 

蓮の実を食べ過ぎるとどうなる?

蓮の実はとても栄養価の高い食べ物ですが、食べ過ぎには注意しましょう。

 

ビタミンB1とカリウムには1日の摂取制限が設けられていないので健康体の方は心配いりません。

ただし、腎機能が低下している人服薬中の人は念の為医師に相談してから食べてくださいね。

 

また、蓮の実に含まれる食物繊維は不溶性食物繊維。

一度に大量に摂取すると便秘を引き起こしたり腹痛を誘発する可能性があります。

 

ぜひ調整しながら取り入れてみてきださいね。

 

まとめ

今回は蓮の実についてご紹介しました。

日本人にとっては蓮というと根っこである蓮根の方が馴染み深いですよね。

 

けれど蓮の実は栄養価が高く、薬膳として世界的にも有名な食べ物なんですよ。

ご興味のある方は是非日々の食事に取り入れてみてくださいね。

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