「神道」を信仰していなくても神社は日本人にとって馴染み深い場所。
でも夜に神社に行くのはあまりおすすめできません。
夜の神社がダメな理由には、縁起が悪いことや、参拝の醍醐味を堪能できないことなどが挙げられます。
今回は、夜の神社へ行くのがダメな理由など、神社にまつわるちょっとオカルトな諸説をご紹介します。
目次
夜の神社に行くのがダメな理由とは？
夜の神社に行ってはいけないわけではありません。
ただし、様々な理由で行かない方がいいとされています。
その理由をご紹介していきますね。
スピリチュアル（霊）的ダメな理由
- 夕方以降は隠の気が満ちるから。
- 夜の神社には低級霊や動物の霊が集まるから。
- 場所により、朝神をお迎えし夕方に送る神社があるから。
古くから夜の神社では占いや呪い（丑の刻参り等）が行われてきましたが、上記のような理由があったからかもしれませんね。
因みに、私は夜一人で静かな道を歩くだけでなんだかゾワゾワしてしまいます。
これが隠の気と関係しているかは定かじゃありませんが。
フィジカル（物理）的ダメな理由
- 足元が悪く転んだり階段から落ちて怪我をする。
- 社務所が空いていない為、物品購入ができない。
- 祈祷ができない。
神社にはおみくじやお守りを購入したり、御朱印を押してもらう事を目的として訪れる人がほとんどではないでしょうか。
夕方になってしまうとほとんどの社務所が閉まってしまいます。
そうなると出来ることは参拝だけ。
せっかく時間を作って訪れるのなら日中の時間帯がおすすめですね。
また、神社は石畳や石段といった足を取られやすい床になっていることが多いです。
明るい時間もさることながら、視界の悪い夜は転んだだけで大怪我を負いかねません。
特に注意が必要ですよ。
夜の神社は危険？怖い？
夜の神社は危険がいっぱいです。
夜に参拝する事を想定していない為、灯りが不十分な神社も多く足元が見えづらいです。
神社は石段や石畳が多く使われている為、ただでさえ歩きづらいのに危ないですよね。
おまけにその場所柄、境内は人目につかないような構造になっています。
夜、視界が悪い暗がりで人目につかない場所・・・
日本は安全な国ですが、こういう場所は思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性が高いです。
また心霊的な話になりますが、夜の神社には神様の他に悪霊や動物霊がよりつくと言われています。
見てしまうだけでも怖いですが、うっかり取り憑かれてしまうと大変です。
霊のいる場に立つだけでも心や身体を侵されてしまうこともあるのだとか。
触らぬ神に祟りなしということわざ通り、避けれる災いには近寄らないようにしましょう。
夜に神社に行きたくなる・呼ばれるように感じる理由は？
神社に行きたくなるとき、それは神様に呼ばれているとき。
ふと神社の風景が頭に浮かんだ時や、思いがけず神社を目にして足を止めた時も呼ばれている時なのだとか。
しかし、夜に神様から呼ばれることはほとんどありません。
神様は日中人界に目を配り人々を見守り、夜は休まれたり霊界に目を向けています。
それに日が落ちると、いわゆる隠の時間。
隠の気が満ちると良くないもの（悪霊など）が活発に活動を始める為、そんな時間にわざわざ人を呼び出すことはしないのです。
ただし、御百度参りをしようと考えていたり、その機会を与えようと神様が思われたときは夜間でも呼ばれることがあるのだそう。
それ以外は妖からの誘いだったり心が乱されている可能性がありますので、日が昇ってから心を鎮めて神社へ行くのが無難です。
神社に行ってはいけない時とは？
神社に行ってはいけない、行かない方がいい時とは神様が来訪を歓迎していない時です。
神様にも様々な理由で来て欲しくない時があるんですね。
そんな時にはきちんとサインを出してくれるのです。
以下でサインの例をご紹介するので、こんな体験をしたらたとえ予定を立てていたとしても、その日は参拝を諦めて日を改めた方が良いかもしれません。
- 電車の遅延・事故
- 神社が見つからない
- 急なスケジュールが入る
- 体調不良
- 天候不良
- 神社が混んでいる
- 動物の死骸を目にする
- 忘れ物をする
いわゆるアンラッキーが起こった日は神様から断られていると考えた方がいいようですね。
まとめ
夜神社に行くメリットはあまりありません。
神社はポジティブな祈願をしたり、神様にお礼をするところです。
せっかくなら天気の良いお昼間に清々しい気分で参拝しましょう。
どうしても夜間に行く場合は、懐中電灯などを持って灯りを確保した上で足元や身の回りに十分に注意して行きましょうね。
