丁寧な暮らしは素敵ですが、何か嘘くさいとか、うさんくさいと感じることがあります。
丁寧な暮らしは、質素にみえて、実際は時間とお金がかかるライフスタイルだからです。
経済的に余裕がない、貧乏な状態で、丁寧な暮らしをしていくのは難しいと感じます。
また、丁寧な暮らしにこだわりすぎると、少々疲れたりします。
今回は、丁寧な暮らしがうさんくさいと感じる理由、丁寧な暮らしの裏側について見ていきたいと思います。
また、丁寧な暮らしは貧乏にこそ向いているのか、丁寧な暮らしに疲れた時の対策などについても考えていきたいと思います。
目次
丁寧な暮らしがうさんくさい・うざいと感じる理由は?
丁寧な暮らしを何となくうさんくさいとか、うざいと感じたことはありますか?
「丁寧な暮らし」が、一種のライフスタイルになっているから、うざいと感じてしまうのです。
丁寧に暮らしを整えることは、素敵なことです。
毎日時間をかけて手作りされたお惣菜。四季折々に仕込まれた保存食。
一つ一つ丁寧に縫製された天然素材の衣服を身に着け、お洗濯は手洗い。
部屋は、少し古くても、狭くても、雑巾でピカピカに拭きあげる。
エコにも繋がりそうですし、四季を楽しむことで心が豊かになるでしょう。
しかし、ライフスタイルは人それぞれです。
「丁寧な暮らし」というライフスタイルをアピールされると、少々うさんくさいし、うざいと感じてしまいますね。
丁寧な暮らしに隠された嘘や裏側
「丁寧な暮らし」というと、手間をかけて、質素な暮らしをしているイメージですが、そこには嘘が隠されているのでは?と思ってしまいます。
「丁寧な暮らし」は、誰にでもできそうで、できないライフスタイルだからです。
丁寧な暮らしに必要なモノとは
まず、「丁寧な暮らし」は、なかなか手間がかかります。
それは、時間もかかるということです。
小さなお子さんや介護を必要とする家族がいる人、仕事が忙しい人など、時間がない人には、向かないライフスタイルです。
また、「丁寧な暮らし」では、こだわりの上質な物が好まれているように感じます。
「丁寧な暮らし」は質素にみえますが、実はお金がかかっています。
「丁寧な暮らし」は時間に余裕があり、充分なお金を持っている人のライフスタイルです。
しかし、時間とお金の両方に余裕がある人は少数派です。
「丁寧な暮らし」には、裏側があるように感じてしまいますね。
丁寧な暮らしは貧乏にこそ向いてるってホント?
丁寧な暮らしは貧乏にこそ向いてるって思いますか?
丁寧な暮らしは、暮らしに余裕がない、つまり貧乏な状態の人には向きません。
丁寧な暮らしは「質素な暮らし」ではない
現代の「丁寧な暮らし」は、質素な暮らしではありません。
手間をかけた、こだわりのある暮らしです。
「丁寧な暮らし」には、時間とお金がかかっています。
例えば、丁寧に縫製された天然素材の服。
台所関係では、原材料や製造方法にこだわった調味料。
これらは、質素に見えますが、実は大量生産されているものより、高価です。
丁寧な暮らしは上質な生活
「丁寧な暮らし」を好む人が手間をかける目的は、節約することではありません。
安心安全な食品を食べるためとか、季節を感じる生活をするためなど、上質な生活を実現するために、手間をかけています。
つまり、衣食住全てにこだわって「丁寧な暮らし」ができる人は、経済的に余裕がある人です。
丁寧な暮らしに疲れたら
丁寧な暮らしに疲れたら、自分にとって快適だと感じる暮らしをしましょう。
手間をかけて手づくりすることにはこだわらず、程よく手を抜いて、ストレスを感じない生活をした方が良いですね。
手間をかけない方法を考える
手間をかけることを楽しめないのなら、手間をかけない方法を考えてみましょう。
自炊にこだわらず、飲食店のテイクアウトを利用したり、レトルト食品も利用する。
ファストファッションにも、天然素材を使っていて、シンプルなデザインのTシャツなどがあるので、取り入れてみる。
掃除も最新の家電を利用して短時間に済ませる。
実はそうした暮らしの方が、自分にとって快適な暮らしにつながるのかもしれないですね。
丁寧な暮らしを少しだけ取り入れる
「丁寧な暮らし」を少しだけ生活に取り入れるのもお勧めです。
普段は自炊することが難しくても、休みの日に保存食を仕込んでみる。
基本はファストファッションだが、小物は手仕事で作られたものを選び、大切に手入れをして長く使う。
手間とお金をほんの少しだけかけて、ストレスを感じない程度に、「丁寧な暮らし」を取り入れると豊かな気分になれそうです。
まとめ
「丁寧な暮らし」は、手間とお金がかかっている上質な暮らしです。
「丁寧な暮らし」という一種のライフスタイルになっているので、少々うさんくさく感じる方もいると思います。
質素な暮らしではないので、貧乏な状態の人には向かないライフスタイルです。
もしも「丁寧な暮らし」に疲れたら、手間を省いて、自分が快適だと思える生活をしましょう。
また、「丁寧な暮らし」をほんの少しだけ生活に取り入れると、心豊かに暮せますよ!