たまに家庭の庭でレモンの木を育てているお家などを見かけることがありますよね!
買いに行かなくてもすぐに収穫できる環境にあるなんて素敵すぎます。
じゃあさっそくレモンを育てようと思うのはいいのですが、レモンは思っているより実がなるまで時間がかかります。
レモンは苗から育てるのか木から育てるのかで、何年で実がなるかは多少変わりますが、3年くらいはみておいたほうがよさそうです。
もっとはやく実を付けたい!という方には、すでにある程度の大きさまで成長している木からスタートするのがオススメです!
今回は、レモンが何年で実がなるのか、レモンの育て方など、レモンの木についてまとめてあります。
レモンは比較的簡単に育てやすいため、チャレンジしたいと思っている方は是非チャレンジしてみてくださいね。
目次
レモンは何年で実がなるの?
レモンを育てる場合、何年で実がなるのが気になりますよね。
レモンは、大体2年くらいで実がなるようですが、それらは育て始める条件によって変わるんですね。
レモンを育て始める時、種から育て始めるのか、苗から育て始めるのか、木から育て始めるのかでレモンが何年で実がなるのかは当たり前ですが変わってきます。
種から育てる場合
種から育てる場合は、芽が出てそこから大きくなり、しっかりとした実を付けるまでに結構な時間を要します。
実を付けられるようになるまで3年以上、しっかりとした実をつけるまでには5年くらいみておいたほうがいいです。
また、これらは育てている環境などによっても大きく変わってきます。
どうしても育ててみたい!という場合は別ですが、レモンを育てたいな~くらいの気持ちなら、苗や木から育て始める方が初心者としては良さそうですね。
苗から育てる場合
苗から育てる場合はもちろん種から育てるよりかは早く実を付けることになります。
ですが、苗といっても木にはなっていないので、やはり3年以上は見ておく方がよさそうです。
また、苗の段階で売られているものよりも、木の状態か種の状態で売られていることの方が多いこともあります。
どうしても苗から育ててみたい場合は、近くの植物店やお花屋さん、ホームセンター等に問い合わせてみるといいかもしれません。
木から育てる場合
木から育て始める場合は、もちろん1番早く実をつけることになります。
木の大きさや環境にもよりますが2年くらいあれば実をつけることが多いです。
さらに何年か経てば、もっと立派な実をつけることが多いようですね。
難易度や手間暇などを考えると、木の段階くらいまで育っているものから育て始めるのが1番かもしれません。
レモンの実がなる時期について!
レモンの実がなる時期は、大体初夏頃からと言われています。
スーパーなどではいつでもレモンを見かける事ができますし、料理屋さんでも付け合わせのレモンなど年がら年中レモンを見かけることができるのでいつ頃が時期なのかと言われるとピンときませんよね。
レモンは、春と夏と秋に花を咲かせる、四季咲き性の植物です。
花を咲かせることはできますが、基本的に実がなる時期というのは初夏頃から。
その後秋ころから収穫を始めるようですね。
レモンといっても緑色のレモンや、さわやかな黄色いレモンなどいろいろ見かけることがありますよね。
そのレモンによっても収穫時期は変わってきます。
グリーンレモンといって緑色位で収穫するレモンは9月頃から収穫を始めます。
しっかり黄色くなったレモンは12月や1月ころの寒くなったころに収穫をするようです。
夏の暑い時期にさっぱりと食べられるレモンというようなイメージがあったのですが、真冬に収穫していたなんてちょっと想定外だったなあと思ったのは、私だけでしょうか?
レモンの実がならない原因や黄色くならない原因は?
レモンの実がならない原因として1番考えられるのは、受粉ができていない可能性があります。
レモンは割と放っておいても花が咲いたり、実ができたりすることが多いと言われています。
ですが、受粉ができていないと実がならないのは当然ですよね…。
これらは環境などによっても大きく変わりますので、まずは受粉ができているかどうかを確認してみましょう。
受粉ができているかどうかの確認の仕方としては、花をよく見てみてください。
花粉がたくさん残っていればうまく受粉できていない可能性があります。
受粉ができていない場合は?
レモンが受粉できていない可能性がある場合、人工受粉させると実がなる可能性があります。
人工受粉と言ってもやり方はとても簡単。
麺棒やキレイな筆などでポンポンと花粉をとって、つけてあげるだけです。
レモンはおしべとめしべの両方を1つの花が持っている植物です。
その為、こっちの花からあっちの花へ…という事はしなくても大丈夫。
その花のめしべとおしべで受粉ができれば問題ないので、軽く花粉を花の上にのせてあげるイメージで大丈夫でしょう。
レモンの実が黄色くならない原因は?
レモンの実が黄色くならない原因としては、1番は熟していない事が考えられます。
レモンが熟すまでの時間は、その時の環境や気温、日光の当たり具合などによっても大きく変わってきます。
そのため、黄色くならないなぁとおもっていてもしばらくしたら黄色くなりだす可能性も十分に考えられます。
それでも黄色くならない場合、周りの環境を整えできるだけ日光に当たるようにしてみましょう。
木陰になりすぎていないか、周りに光を遮るものがないか、動かせる鉢の場合は日光の当たる場所にうつすなど、できる限りの環境を整えてあげてみてくださいね。
レモンの木の寿命はどのくらい?
レモンの木の寿命は、なんと50年以上だと言われています。
きちんと手入れをしていたり、元気な木だった場合は100年以上実をつけるレモンの木もあるそうです。
人間も100年時代だといわれているこのご時世ではありますが、レモンの木を自分が赤ちゃんの頃から植えられる訳じゃありませんよね。
ある程度年齢がいってからレモンの木を育てるとなると、同じ位長生きになるか、もしかしたらレモンの木の寿命の方が長いという可能性も考えられるという事ですね。
「庭や玄関でレモンがなっていたらオシャレだなぁ~、ちょっと取れたら便利だなぁ」と考えてしまうかもしれませんが、1度しっかりと育てだすと一生の付き合いになる可能性も考えられます。
育てたいなと思っている場合には、しっかりと場所やお世話ができるかなど、色々と考えてから育て始めてあげるといいかもしれませんね。
まとめ
割と身近にあるレモンですが、具体的にいつが時期なのか、どうやってできているのかなど知らないことが多いですよね。
庭でレモンを育てている家庭などたまに見かけますが、料理に使うから…といってさっと取ってくれる環境はとても夢のようです。
レモンは割と簡単に育てやすいと言われていますが、手間暇や失敗の可能性を考えると木になっている状態の物から育て始めるのがオススメ。
また、レモンの木はしっかりと育つと50年以上元気である可能性があるため、軽い気持ちで植えるのはやめておいたほうがよさそうですね。
簡単に実がなりやすいといわれていますが、なかなか実がならない場合は人工受粉にチャレンジしてみてください!
美味しいレモンが家で育てられるなんて、とてもすてきですね、美味しい料理に使われますように!