よく「かぼちゃを丸ごと加熱すると爆発する」と聞きますが、かぼちゃを電子レンジに丸ごと入れて加熱しても実際には爆発はしません。
正確に言えば、加熱時間によってかぼちゃが爆発するかどうか変わります。
ではかぼちゃを電子レンジに丸ごと入れても爆発しないためにはどうやって加熱すればよいのでしょう?
今回はかぼちゃの加熱時間やかぼちゃの切り方についてまとめましたので是非ごらんください。
目次
かぼちゃを丸ごとレンジに入れると爆発する!?
結論から言うとかぼちゃを電子レンジに丸ごと入れても爆発はしません。
電子レンジでの爆発の原因は以下のような事があげられます。
- 加熱のしすぎ
- 電子レンジに入れてはいけないものを入れた
- 電子レンジ内の汚れが溜まっていた
これらの事が何故よくないのか、順を追って解説していきます。
加熱のしすぎ
加熱しすぎると電子レンジ内で可燃性ガスが発生し、そのせいで爆発が起こりやすくなります。
他にも加熱しすぎると食品の中の水分や空気が熱で膨張し、食品がその圧力に耐えきれなくなって破裂して爆発する事もあります。
電子レンジに入れてはいけないものを入れた
電子レンジは金属容器、アルミホイル、耐熱性のないプラスチック容器、紙製品、卵などの殻のついた食品、水分が少ない食品や油分の多い食品を入れてはいけません。
これらは爆発の原因になります。
電子レンジ内の汚れが溜まっていた
電子レンジを使っていると中が汚れたり食べ物のカスが出たりしますが、それらを放置して温めると熱を持ち火災発生の原因になります。
当然火が点けば爆発の原因にもつながります。
また、電子レンジの汚れは日常的に使用する上でも影響が出てきます。
「最近温まりにくいな…」と思っている方はいませんか?
それらは全て電子レンジの汚れが原因ですので掃除しましょうね。
以上が電子レンジの主な爆発する原因です。
これらは電子レンジにとってよくありませんのでやらないようにしましょう。
かぼちゃを丸ごと入れても電子レンジの爆発には直接的には関係ない事がわかりましたが、原因の中には「加熱しすぎ」というワードが見えますね。
ではかぼちゃを電子レンジに入れても爆発しない適切な加熱時間は一体どれぐらいなのでしょうか?
かぼちゃを丸ごとレンジで加熱する時間はどれくらい?ラップは必要?
かぼちゃを丸ごと加熱する時間は、かぼちゃの大きさにもよりますが大体5分までとされています。
また、かぼちゃを丸ごと加熱する場合はラップは必要ありません。
ただ、かぼちゃを丸ごと加熱する訳ですから短時間で一気に過熱しきれる訳ではありせん。
一度に加熱しすぎると爆発する可能性があるため、安全のためにも何度かに分けて加熱するようにしましょう。
加熱時間は2~3分がベストです。
それでもうまくいかないという方は「100gあたり1分加熱」を意識してみてもいいかもしれませんよ。
また、ある程度加熱すると今度はかぼちゃが柔らかくなって包丁が入りやすくなります。
丸ごとのままにこだわないという人は、かぼちゃをカットして加熱してもいいかもしれませんよ。
かぼちゃ丸ごとの切り方は?硬い時の対処法!
かぼちゃを丸ごと切る時の切り方は先ほども紹介したとおり、2~3分加熱しましょう。
温度は600Wがおすすめです。
やり方は以下をごらんください。
- かぼちゃを600Wで2~3分加熱
- 包丁を入れる時は垂直に…平行に入れると逆に切りにくいです。
- かぼちゃのへたをくり抜く
- 上から包丁を突き刺すイメージでかぼちゃに半分切れ込みをいれる…片方が終わったら反対側もやりましょう。
以上がまぼちゃを丸ごと切る時の切り方になります。
かぼちゃは大きくて固いので全ての工程を一度に無理やり行おうとすると怪我の元です。
無理のないよう様子を見ながら作業しましょう。
また、かぼちゃを購入する時に青果コーナーの店員さんにカットをお願いできないか聞いてみるのも手ですよ。
八百屋さんで購入してる場合も店員さんに聞いてみましょう。
サービスでカットしてくれますよ。
まとめ
今回はかぼちゃの加熱に関する事を中心にまとめましたがいかがだったでしょうか?
「かぼちゃは電子レンジで加熱すると爆発する」とよく言いますが、実際はそんな事はなかったんですね。
ただ、加熱時間によるので加熱する際は時間に十分気をつけてくださいね。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。