群馬県で有名な観光地の1つであるこんにゃくパーク。
工場でありながら人を呼び寄せ、観光地にまでなっています。
そんなこんにゃくパーク、実は無料なんです。
なぜ無料なのでしょうか。
それはこんにゃくパークの来場者を増やし、リピーターを増やす経営戦略にあります。
どこまで無料なの?
といっても赤字にならないの?
今回はこんにゃくパークについてのあれこれを解説していきます!
こんにゃくパークが無料なのはなぜ?
こんにゃくパークが無料なのはなぜなのでしょうか。
それはこんにゃくパークの狙う経営戦略にあり、主に3つの理由があります。
- 広くこんにゃくパークを知ってもらうため
- 来場客の購買力を引き立たせるため
- こんにゃくの魅力を広めるため
入場料が無料なら遊びに行ってみようと出掛けるハードルが低くなるだけでなく、入場料分の浮いたお金で何か買おうとしたくなりますよね。
こんにゃくパークにはお土産コーナーがあり、実際には車いっぱいになるほどたくさんのお土産を購入する人が多いようです。
更に無料で満足度が高いとSNSや口コミで多くの人に知れ渡るだけでなく、リピーターも増えていきます。
また工場見学をすることもでき学びの要素もたっぷりとあるため、学校の遠足や修学旅行でも人気なスポットになっており、子どもにも人気なパークです。
売り上げが安定するだけでなく、こんにゃくの魅力がどの世代にも広がるようにうまくシステムが作られていますね。
入場料を設けないということはリスクでありながらも続いていく秘訣になるんですね。
こんにゃくパークはバイキングも無料!?おかわりは?
実はこんにゃくパークは入場料に加えバイキングも無料なんです。
バイキングが無料でありながら、平日限定でおかわりもできるようです。
これは行ってみたくなりますね!
ただ制限時間は20分以内と決まっており、持ち帰りは不可能となっています。
といっても無料であれば十分なサービスですよね。
さて、気になるメニューですが、
こんにゃくパークに来た。
こんなにメニューがあって無料なの嬉しい。 pic.twitter.com/EgyK0835b0— ふりわけ (@ishi_huriwake) March 20, 2017
- こんにゃく焼きそば
- 玉こんにゃくの煮物
- しらたきのかき揚げ
- こんにゃく入りカレー
- こんにゃくプリン
- こんにゃくソフト
などなど豊富に揃っています。
こんな調理の仕方もあるの?と思うほど。
これはこんにゃく好きになること間違いなしですね。
こんにゃくパークの駐車場料金
さて、こんにゃくパークの駐車場の料金についてですが、実はこちらも無料なんです。
ただ、無料エリアは400台と限られているため、混雑時は利用できず、有料駐車場に誘導される可能性が高いです。
お昼時が一番混むピークの時間帯なため、なるべく早く行くことをおすすめします。
↑こんにゃくパークの駐車場に関してはこちらを参考にしてください。
こんにゃくパークは赤字にならないの?
無料のものの多いこんにゃくパークですが、赤字にならないのでしょうか。
実際のところは赤字のようですが、自社製品の存続のためにもこのスタンスを変えずに続けているそうです。
それを続けられるのも緻密に練られたビジネス戦略にあります。
来場者の約70%がバイキングで試食したこんにゃくの製品を購入しており、1人あたり1500円以上の売り上げに貢献しているとのデータがあるそうです。
工場直売で製品を売り出しているために、約30%のコストカットがされているようです。
そのため、一見すると赤字になりえる部分もありますが、安定した売り上げを出せる構造になっています。
まとめ
群馬県の観光地の1つであるこんにゃくパークは入場料もバイキング料も駐車場料も無料で営業しています。
それはお土産などによって自社製品の売り上げを伸ばしたり、広くパークを知ってもらったりするためのこんにゃくパークの緻密なビジネス戦略によるものでした。
工場に人を呼び寄せるという斬新なアイデアは今でも群馬県を活気づけています。
ぜひ皆さんもこんにゃくパークに行ってみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。