パートに働きに出たい!と思ったときに、気になるのが履歴書の志望動機ですよね。
正直、「家から近い」が一番の理由だけど書いていいのか…と思ってしまう人も多いはず。
そんなとき、次のことを意識して志望動機を書いてみましょう。
- 天候に左右されない
- 雇用側の通勤手当の負担が少ない
- 電車やバスの遅延の心配がない
- 家から近いため、子育てとの両立が可能
- 通勤の負担が少ないため、長期間働ける
などなど。上記はほんの一例にすぎません。
「家から近い」ことは立派な志望動機になるんです。
今回は、そんな「家から近いから」というパートの志望動機について詳しく深堀していきます!
目次
パートの志望動機で「家から近いから」の例文を紹介!
働きに出るとき、通勤距離は絶対重視しますよね。
でも「家から近ければどんな仕事でもいい」と面接官に思われてしまっては面接失敗しかねません。
そこで、下記を意識した例文にしてみましょう。
- 家から近いので長く続けられる
- 家から近いため、公共交通機関の影響が少ない
- 家から近くいつも利用していた(←受けるところがお店等の場合)
家が近いことが、自分にとっても雇用側にとってもプラスなのだとアピールすることがポイントです。
家から近いことだけを前面に押し出した文面だと、「近ければどこでもいいのかな?」と思われてしまいます。
そうならないために、雇用側が採用したくなるよう内容もプラスしましょう。
例文を一つずつ解説していきますね。
長く続けられる
例文:「家から近く通いやすいため、長く働けると思い応募いたしました」
上記のように書くと、「家の近さ+長く働ける」で雇用側にもメリットとなっていますよね。
公共交通機関の影響が少ない
例文:「家から近いので、天候や公共交通機関の影響を受けることが少ないことにも魅力を感じております。」
公共交通機関は地震事故や天候等で、遅延がつきものです。
その点、近所で自転車や自家用車通勤であればその影響は受けにくいです。
天候等で突発的に休むことが少ないので、雇用側にもメリットになります!
いつも利用していた
例文:「家が近くいつも利用しており、お店の雰囲気がよくここで働きたいと思いました。」
こちらは今までとは少し違い、雇用側のメリットというより親近感を抱かせる内容です。
いつも利用しているならこの店のことが好きなんだな、なら長く働いてくれそうかな、と思ってもらえるのがポイントです。
パートの志望動機でブランクがある場合の例文を紹介!
子育てや介護でしばらく働いていなかった、という方も多いですよね。
ブランクがあるけど久々に働きたい、という場合の志望動機のポイントはこちらです!
- 子育てや介護が落ち着いたことをアピール
- 以前の職歴をアピール
- ブランク時に学んだこと、取得した資格等をアピール
こちらでは、ブランクがあった理由と、ブランク中も復職を意識していたことを伝えることがポイントです。
子育てや介護が落ち着いた
例文:「子育てや介護が落ち着いたので、時間が出来たため働きたいと考えました。」
子育てや介護があったため、お仕事をお休みしていたことを説明した例文です。
子育てや介護というきちんとした理由があるので、雇用側の理解を得やすいでしょう。
以前も同じ仕事をしていた
例文:「ブランクがありますが以前同じ仕事をしていたため、もう一度働きたいと考えました。」
上記のように書けば、ブランクがあったとしても勘を取り戻すのが早いのではないか、と思ってもらえます。
即戦力を期待して採用される確率もアップします!
仕事をしていない間に資格を取った
例文:「ブランクがありますが、お休みしている間に〇〇の資格の勉強をして復職に備えました。」
お休みの間にも、復職の努力をしていたことをアピールする例文です。
ちなみに〇〇の部分は、受けようとしている仕事に関連した資格であることがベストです。
全然関係ない資格をアピールしても、採用側も何でうちを受けたんだろう…と疑問に思ってしまいます。
主婦のパート志望動機で子供がいる場合の例文を紹介!
子どもが幼稚園や学校に進学したので、少し時間ができたので働きたい!という方も多いでしょう。
でもまだまだ手がかかるし、長い時間は働けない…という場合に意識するポイントを解説します!
- 突発的、頻繁に休むかどうか
- すぐに辞めるかどうか
- 残業に対応できるかどうか
上記は、子育て中の方に対して雇用側が懸念する代表的なものです。
ですので、この点をクリアできる理由を添えて動機を書けば採用されやすくなりますよ!
突発的に休むのではないか
例文:「両親も近くに住んでおりまして、いざというときはファミリーサポートも利用するので突発的に休むことは少ないです。」
小さな子供がいると体調不良や、幼稚園や学校の行事があるのが大前提です。
けど、雇用側から見れば急に仕事に穴が開いてしまうと困ってしまいます。
ですので、そんなときのセーフティーネットを準備していることをアピールすると採用率アップにつながります!
すぐに辞めてしまうのではないか
例文:「家も近く、保育園や幼稚園の送迎もしやすく、長く働けると考えています。」
子育てとの両立が大変ですぐ辞めてしまうのではないか…という雇用側の不安に対しての例文となります。
先に書いた「家の近さ」と合わせることで両立できることをアピールできます。
同じく先ほど書いた、「協力者がいる」ということをアピールするのもいいですよ!
残業に対応できないのではないか
例文:「家族の協力を得られるので、土日は残業も可能です。」
子どもの送迎等があると残業ができないのではないか?と思われてしまいます。
「こんなときは残業できます」と自分の出来る範囲を提示するといいですよ。
平日は対応できなくても土日なら対応できます、と対応する意気込みがあることをアピールしてください。
ただ、出来ないのに出来る、ということは避けましょう。
出来ると言って採用された後に、やっぱりできない…となると、雇用側にも迷惑がかかるし自分も辛いですよね。
採用されたいあまりに、自分のキャパシティーを超えたことをアピールしないように注意しましょう。
まとめ
さて、今回のまとめです。
- 「家の近さ」を志望動機にするときは雇用側のメリットをプラスする
- ブランクがあるときは、ブランクの理由、ブランクの間に何をしたかが重要
- 子育て中の場合は、いざというときはどうなるか、を明確にする
以上になります。
皆様が希望の仕事に採用されることを祈っています!