新幹線に乗ると、座席や洗面台にコンセントがついていますよね。
どうしてもスケジュール的に時間がなかったりした場合、そこでヘアアイロンを使えたらいいのに…と思うこともあるかもしれません。
新幹線でのヘアアイロンの使用は、禁止されているわけではありませんし、コンセントがある限りワット数などに気を付ければ使うことはできますが、あまりオススメではありません。
ヘアアイロンは高温になり危険であることや、整髪料には香りがついているものも多く、新幹線内で使用するには基本的に不向きな物が多いです。
今回は、新幹線内でのヘアアイロンの使用やヘアセットをしても大丈夫なのかどうかなどをまとめているので、お出かけ時に気になる場合の参考になれば幸いです。
目次
新幹線でヘアアイロンを使っても大丈夫?
新幹線でのヘアアイロンの使用自体は、今のところ禁止されているというような事はなさそうです。
新幹線には座席や洗面台などにコンセントが設置されています。
万が一座席でヘアアイロンを使いたいと考えている場合には、いくつか注意する事があります。
- 容量(ワット数)に注意する
- 周りの人の迷惑にならないようにする
- 火傷や火災などに注意する
座席のコンセントは2Aと書かれていることがほとんどのようで、これらは200Wの事を表します。
なので、200Wまでのヘアアイロンなら使用しても問題ないということになります。
ワット数だけではなく、もちろん満員の新幹線でヘアアイロンを使うのは周りの人の迷惑にもなりかねません。
ヘアアイロンは高温になりますし、両手を使ったり、鏡を使ったりする作業になる事もあると思います。
その為、隣席の方への迷惑になってしまったり、最悪の場合自分や相手に火傷などを負わせてしまう可能性も大いに考えられます。
ヘアアイロンは使用後もすぐに冷たくなるわけではないので、その点も気を付けなければならないですね。
それらの点を踏まえると、新幹線の座席でのヘアアイロンの使用はやめておいた方が無難かもしれません。
どうしても使用したい場合には、時間帯や混み具合などにも十分配慮して、上記の事に気を付けながら使用するようにしましょう。
新幹線の洗面台でヘアアイロンを使用できる?
新幹線の洗面台の多くは、1000W程度まで使用できるため一般的なヘアアイロンであれば使用する分には問題ありません。
ですが、新幹線の洗面台でヘアアイロンを使いたい場合にはいくつか気を付けておきたいことがあります。
- 使用時間を考える
- 使用後のヘアアイロンの扱いに気を付ける
- 髪などが落ちていないか配慮する
新幹線には長時間移動する人たちがたくさん乗っており、トイレや洗面台を使用したいと思う人はたくさんいます。
ヘアアイロンは温めるまでに時間も要しますし、その後ヘアセットをしてから冷めるまでの工程を考えると結構な時間を要しますので、万が一待っている人がいた場合はいい気分ではありませんよね。
早く移動するために、使用後冷めていない高温のヘアアイロンをもって移動したり、座席にもっていくのは、それはそれで自分だけでなく相手にもやけどを負わせてしまう可能性もあり、とても危険な行為です。
なので、どうしても新幹線の洗面台でヘアアイロンを使いたいと思っている場合は、前後に待っている人の事を考えたり、自分も相手もケガや火傷のないようにしっかりと配慮をしたうえで使いたいですね。
最後には、髪の毛が落ちていないかなどチェックすると、よりいいといえそうです。
新幹線へのヘアスプレーの持ち込みや使用はNG?
新幹線内にヘアスプレーを持ち込むこと自体は可能です。
ですが、本数や容量について規定があるところもあるので、心配な人は各鉄道会社に確認してみましょう。
新幹線でのヘアスプレーの使用は避ける
新幹線へヘアスプレーを持ち込むことはできますが、ヘアスプレーの使用は避けることをおすすめします。
ヘアスプレーは音がするだけでなく、臭いを伴うものもたくさんあります。
良い香りの物だからといって、その香りをみんなが好むわけではありませんし、新幹線内は密閉空間なため香りも籠りやすいです。
また、ヘアスプレーの種類によっては可燃性のガスであったりするため、大変危険です。
座席ではもちろんのことですが、洗面台などでも、次の人の事や一緒に乗っている人たちへの迷惑を考えると、新幹線内でのヘアスプレーの使用は避けておいた方が良さそうですね。
もし使用した場合、車掌さんに注意される可能性も大いにありますので、やめておきましょう。
新幹線で移動時のヘアセットはどうする?
新幹線での移動時のヘアセットは基本的にはオススメできません。
髪をさっとくくる程度や、直す程度などなら全然問題ありません。
ですが、キレイに束ねたり、巻いたりするのは時間もかかりますし、小道具を使ったり、髪が落ちたり、高温のヘアアイロンを使ったりするため、周りの方への迷惑や危険性を考えると避ける方が無難だと言えます。
どうしてもきれいにヘアセットしようと思うと、ヘアアイロンを使ったり、ピンを使ったりしますよね。
ヘアアイロンは高温になり自分だけでなく相手に当たってしまうと危険にも繋がりますし、ピンなんかももしばらまいてしまうと迷惑にもなってしまいます。
洗面台やトイレを使うにしても、そこで時間を要してしまうと他の人への迷惑に繋がってしまいますよね。
ヘアセットは新幹線の移動前後にしよう
出先でどうしてもヘアセットをしなければならない場合は、新幹線乗車前後にする事をおすすめします。
トイレなんかにはきちんとメイクルームなどが完備されていることもあるので、できるだけそこでできるようにしましょう。
結婚式やパーティーなどでしっかりとしたヘアセットや着替えが必要な場合は、式場やホテルなどでそういう場所が用意されていることも多くあります。
心配な場合は新幹線で行くことを伝え、そういう場所があるかどうかを式場へ確認しておくと安心ですよ。
まとめ
新幹線に乗っている時間って、場所にもよりますが意外と長いものですよね。
サラリーマンの人たちがパソコンで仕事をしていることを考えると、女性だったらその時間で化粧やヘアセットができたら時短になるのに…という気持ちはとてもよくわかります。
ですが、ヘアアイロンなどは高温になる事や、温めたり冷ましたり、ヘアセットするのにも時間を要する事なども踏まえると、新幹線内で使うのはあまりオススメではありません。
せっかくのお出かけですからキレイにしていきたい気持ちはわかりますが、新幹線乗車前後にメイクルームなどで済ませるようにしてみてくださいね。
結婚式やパーティーの場合は、会場に問い合わせてみるようにしましょう。
楽しいお出かけになるといいですね!