ギャーギャー・キョキョキョと鳥の鳴き声がうるさくて夜眠れなくなってしまう時ありますが、その瞬間に出来る対策はあまり無さそうです。
騒音というより、鳥のふん被害や、農作物を荒らすといった被害がある場合は、対策されている人もいます。
個人的にできることは、市販の鳥対策グッズで対策ですね。
色々グッズは出てるみたいですが、個人的に出来ることには限界がありそうですね。
夜鳴く鳥でギャーギャー・キョキョキョとうるさい時は、一体どうしたら良いのか?対策をご紹介しますね。
目次
夜鳴く鳥でギャーギャー鳴く声の正体とは?
夜鳴く鳥でギャーギャー鳴く声の正体は何なんだろうイライラしてる人結構いるみたいですね。
鳥の鳴き声も、お休みの日に緑がいっぱいのところで穏やかな気持ちで聞く分には癒し効果もあるのかもしれません。
が、しかし都会の夜中に鳥の鳴き声で悩まされるのは気分が良いとはいえませんね。
ギャーギャーと夜に鳴く声の正体は、ムクドリ
分類:スズメ目ムクドリ科
大きさ:全長約24cm
ムクドリは、夜にギャーギャーとも鳴きますが「キュルキュル」とか「ジャージャー」「ツィッ」など色々な声で鳴くこともあるようです。
森の中に住むのではなく、ひらけた場所を好むので農地や市街地に住むことが多いムクドリ。
大きさもスズメより大きいけれど、鳩よりは小さい。
オレンジ色の足と、くちばしが特徴で街路樹や公園の草地などで見かけた人も多いでしょう。
日中、虫や果実を食べるのにチョコチョコで地上を歩いてる姿は、見た感じは全く脅威は感じられません。
しかし、毎年真夏にかけて異常発生してるのは?とニュースになったりするのは、夜寝る場所としてムクドリが集まってくる数の多さからなのでしょう。
なんと、ムクドリは集団で行動し寝床には、数百から数万羽という数のムクドリが集まってくるので、騒音やふん被害は尋常ではない!
この大集団で、夜にギャーギャー鳴かれると、安眠妨害ですね。
ギャーギャーと夜に鳴く声の正体は、アオサギ
分類:ペリカン目サギ科アオサギ属
大きさ:全長93cm
アオサギは夜に「ギャー」と鳴きますが、「グワァー」と大きな声で鳴いたり、飛んでる時には「グワッ」とか「カァン」と声を出してる時もあるそうです。
どんな意味なのかはわかりませんが、鳥も色々な鳴き方で意思疎通してそうですね。
アオサギは、背中の方が青みがかった色の羽で覆われています。
しかも、飛んでる時なアルファベットのZの文字のような感じに長い首を曲げて飛び、羽を広げると160cm以上にもなるそうです。
アオサギの鳴き声
北海道にいるアオサギは、秋になると南に向かうそうで、日本の南の方では冬によく見られるそうです。
その冬によく見られるアオサギは、ほぼ夜行性の生活をおくってるようですよ。
夕方から水辺に行って魚を撮ったり、カエルなどの両生類を食べてます。
ちょっと引いてしまいますが、捕ることができればネズミや小鳥などのヒナも食べるそうです。
夜に鳴くゴイサギ
同じサギで、ゴイサギという少しずんぐりした鳥がいて、このゴイサギも夜に泣くので一緒に紹介しますね。
日本でも南の方に生息していて、ゴイサギはギャーギャーというより、夜に「クワッ クワァッ」と鳴くそうです。
アオサギ同様夜行性で、魚をとって食べてます。
ゴイサギのなきごえ
夜鳴く鳥でキョキョキョと鳴く声の正体とは?
夜鳴く鳥でキョキョキョと鳴く声の正体は、皆さんも名前は良く知っているホトトギスです。
分類:カッコウ目カッコウ科
大きさ:全長約27.5cm
カッコウに似ているけれど、カッコウよりは少し小さいです。
ホトトギスは木の上を這ってる毛虫を食べます。
ホトトギスといえば、古くから歌に詠まれてきた鳥として有名ですよね。
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」織田信長
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」豊臣秀吉
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」徳川家康
こうして有名な戦国武将たちが詠んだ歌に登場するホトトギスですが、ホトトギスの鳴き声を楽しみにしてる人もいる反面、うるさくて眠れない!と残念な声もあります。
ホトトギスの鳴き声
ホトトギスは夜通し大きな声で鳴く理由
なかなかの大きな声で夜鳴く鳥ホトトギス、 キョキョキョと永遠と夜通し鳴く日もあるようで、そんな日が続けば嫌になる人もいますよね。
しかもホトトギスは少しちゃっかりしてます。
ホトトギスは夜にキョキョキョって鳴くだけでなく、実は自分の卵をウグイスの巣に産んでウグイスに子育てさせるんですよ。
自分の卵をウグイスの巣に産んで、子育てさせるのはホトトギスだけでなく、見た目も似ていると言われているカッコウもなんです。
ホトトギスは、同じウグイスの巣に卵を産むカッコウと縄張り争いに勝つために、夜通し大きな声でキョキョキョって鳴いてるそうです。
夜鳴く鳥でホーホー鳴く声の正体とは?
夜鳴く鳥でホーホー鳴く声の正体は、フクロウですよね〜
フクロウは夜行性で、ホーホーって鳴くイメージがありますが、日本にいるホーホーと夜鳴くフクロウは何種類かいるのでご紹介しますね。
アオバズク |
分類:フクロウ目フクロウ科
大きさ:全長29m全国の街路樹や神社などの樹林などでみかけることができますが、個体数じたいは多くないですそうです。 |
シマフクロウ |
分類:フクロウ目フクロウ科
大きさ:全長71cm日本で一番大きいフクロウです。 |
トラフズク |
分類:フクロウ目フクロウ科 大きさ:全長38cm人は顔の横に耳がついてるけれど、フクロウの仲間は目の横にあるって知ってましたか? 羽で覆われているから見ることが出来ないですが、左右で耳の穴の形も違って、そのおかげで広い範囲の音を聞き取ることができるそうです。 ちなみに耳のように見える羽がありますがただの飾りでなんです。 |
フクロウ |
分類:フクロウ目フクロウ科 大きさ:全長50cmフクロウは、とても耳が発達していて、ネズミやもぐらが動いてる音を察知することができるそうです。 足の指も前と後ろに2本ずつ別れていて、獲物を捕まえたら離さないようになっています。 「ギャアッ」と鳴く時もあるそうで、その声は一人で夜中に聞くのは少々恐ろしい感じみたいですよ。 |
朝方に鳴く鳥でホーホー鳴く声の正体は?
ちなみに朝方に鳴く鳥でホーホー鳴く声の正体とは、キジバトです。
羽、背中の方が少しオレンジ色のウロコみたいな模様になっている鳩です。
朝方にキジバトの「ホーホー」鳴く声を聞いたことのある人でも、鳩だったの?と思う人も多いのでは?
鳴き声は聞こえるけれど、姿が確認できない。
姿が確認できないので、声の感じからしてフクロウっぽい鳥なのではと思ってしまってた人も多いと思いますが、ハトの仲間でした。
でもいつも私たちが見ているハトは、警戒心がないというか寄ってきて餌をねだるくらいのハトですが、このキジバトはとても警戒心が強いみたいです。
キジバトは、警戒心が強いので、鳴いてる姿をあまり見ることができないんです。
人の気配を感じた瞬間に鳴くのをやめてしまうそんな鳥なんです。
キジバトの鳴き声
キジバトがホーホー鳴く理由
求愛
縄張りの主張
威嚇
夜鳴く鳥がうるさい時の対策はある?
夜鳴く鳥がうるさいときの対策はあるのかというと、眠れないと苛立っている瞬間に何かできるかと言えば残念ながら耳栓をするぐらいで、対策はないと言っても良いでしょう。
うるさいからと言って、勝手に駆除するのは違法ですし、まずは市町村の相談窓口などを探してお話を聞いてもらうのが良さそうです。
おうちの庭の鳥のフン被害や庭の農作物を荒らされて困ってるということであれば、鳥がこないように市販の鳥対策グッズで対策してみるのも良いですね。
でも遠くの山で鳴く鳥の声がうるさいとなれば、正直対策を取るのはかなり難しいでしょう。
まとめ
夜鳴く鳥でギャーギャー・キョキョキョとうるさい鳥たちを紹介させて頂きましたが、鳥の鳴き声で深刻な睡眠不足になられている人もいるようですね。
日中だとあまり感じなくても夜にギャーギャー鳴かれるのは結構ストレスですよね。
耳を澄ましても鳥の鳴き声ひとつ聞こえてこない街の中で暮らす人たちにとって、木があり、緑があり、自然が近くにあることが羨ましいことだと思います。
でも、一年中ではないとしても日々眠れないほどうるさい鳥の声に悩まされると言われたら羨ましいなどとは言えませんね。
鳥たちにとっても人間にとっても良い方法があれば良いのですが、鳥の鳴き声対策はなかなか難しそうですね。