旅行でホテルを予約するときなど、「3歳児未満は無料」などと見かけることが多いですよね。
しかし改めて考えると、3歳未満て3歳は含まれるのでしょうか?
結論から言うと、3歳未満は…
3歳は含まれません!
今まで、未満の意味が曖昧なまま使っていた方もいるのではないでしょうか。
また、「3歳以下」との違いはなんなのでしょうか。
この記事では、3歳未満の定義とその他との違いを説明していきます。
3歳未満とは3歳も入るのか?
先ほども書きましたが、3歳未満とは3歳は含まれません。
ではそもそも、「未満」とはどういう意味なのでしょうか?
「未満」とは…
- その数に達しないこと
- ある数が、その数自体を含まないでその数よりも少ないこと
3歳未満とは、0~2歳児のことなのですね!
生活の中で未満という言葉はよく使われるので、覚えておいて損はないでしょう。
3歳未満児とはどういう意味?
3歳未満児とは、どういう意味なのでしょうか。
3歳未満の乳児、幼児のこと。
幼稚園で預かれる最年少が3歳であるため、3歳未満を未満児と呼ぶ。
だそうです。
ということは、未満児イコール0~2歳までの乳児、幼児のことを指すということですね。
ちなみに保育現場では、それより上の3歳児~のことを「以上児」と呼ぶそうですよ。
では、3歳を含んだ場合について次で説明していきます。
3歳以上や3歳以下とは?
それでは3歳を含んだ場合も考えてみます。
その数を含む場合の言い方は、以上、以下と言います。
そもそも「以上」、「以下」とは…
- 以下⇒その数を含み、その下の範囲
- 以上⇒その数を含み、それより上の範囲
なので、3歳を含む場合は3歳以下、3歳以上という表現になります。
3歳以下は、0~3歳までの乳幼児で、3歳以上とは3歳から上の年齢の子どものことを指すということですね。
未満と以下、ついつい混同しがちですがしっかり線引きされています。
使うときは気を付けましょう!
3歳未満は飛行機や新幹線が無料になる?
さて、3歳未満は飛行機や新幹線は無料になるのでしょうか?
3歳未満 | 3歳以上 | |
飛行機 | 無料(指定席利用なしの場合) | 有料 |
新幹線 | 無料(指定席利用なしの場合) | 有料 |
電車 | 大人1人につき2人までの6歳未満の子どもの同伴は無料 | |
バス | 大人1人につき2人までの6歳未満の子どもの同伴は無料 |
飛行機、新幹線、あと電車とバスについてまとめてみました。
多くの公共交通機関で、3歳未満は無料になるのですね!
ただ飛行機や新幹線のように席ごとに料金が発生する乗り物は、大人の膝に乗るか乗らないかが焦点になるようです。
要は、1人で席に座れるかどうか、ということです。
3歳になっていなくても、指定席を利用すれば料金がかかります。
また、バニラエアやジェットスターなどのLCCと呼ばれる格安航空会社では料金体系が違うため2歳から料金がかかります。
電車、バスも路線によって若干の違いがあります(6歳未満の部分が未就学児になっていたり…)。
また、電車、バスは大人の同伴なしで6歳未満の子供のみで乗車する場合は子ども料金がかかります。
利用する前に、使う路線について確認した方がよさそうですね!
まとめ
さて、今回のまとめです!
・未満児とは、3歳を含まない0~2歳の乳幼児
・「3歳以下」は3歳を含む
・未満児は、多くの公共交通機関や施設などでで無料になる
・未満児でも新幹線や飛行機の席に1人で座る場合は有料
以上です!
ちなみに、ディズニーランド等のテーマパークは3歳まで無料です(この場合は3歳以下無料、ですね)。
3歳を基点として料金設定している施設は、とても多いです。
未満や以下等ややこしいですが、きちんと理解して賢く利用したいですね。
未満児のお子さんとのお出かけのお役に立てたら幸いです!