機種変更や違うキャリアへの乗り換えなどを行う事はあっても、電話番号を変更することってあまりないかもしれません。
でも、どうしても電話番号の変更が必要なこともありますよね。
機種変更やアドレスの変更のように簡単に考えてしまうかもしれませんが、電話番号を変更したら困ることは多数あります。
また、iPhoneの電話番号を変更するとサインインできなくなる等こまったことになってしまう事も…。
なので電話番号を変更したら困ることや、変更前や変更後にやることなどを今から紹介していきますね!
目次
電話番号を変更したら困ること・デメリットは?
電話番号変更によるデメリットは多数存在します。
- メールアドレスの変更やメール設定の初期化
- 電話帳消去の可能性
- メルマガや定期購読しているものの再設定
- サイトの自動退会の可能性
- アプリの引継ぎやバックアップ
- 新しい番号が事故番号だった可能性
- 電話番号を変える為の来店や手数料
思っていたよりデメリットは多いような気がしますね…。
電話番号を変更してあとから困ることがないよう、1つずつ説明していきますね。
メールアドレスの変更やメール設定の初期化
電話番号を変更するということは、SIMカードを変更するということになります。
SIMカードにはメールアドレスの情報も入っているため、SIMカードの変更は必然的にメールアドレスの変更にも直結してしまいます。
※ソフトバンクはメールアドレスを変更しなくても電話番号変更が可能です。
メールにて連絡を取り合っている人がいる場合には、アドレスが変わってしまう事を伝えておかないと連絡がとれなくなってしまいますので注意しましょう。
メールアドレス変更に伴い、迷惑メールの設定等が初期化される可能性もありますのでそちらも一緒に確認しておくと安心です。
電話帳消去の可能性
電話番号変更にあたって、電話帳が消えてしまう可能性があります。
あらかじめ携帯キャリアのバックアップシステムの利用が可能かどうか、もしくは外部のデータ移行のアプリを使用するか等を調べておいたほうが良さそうです。
SDカードなどを使用するのも1つの方法ですね。
メルマガや定期購読しているものの再設定
メールアドレスが変わってしまうと、メルマガ等を購読しているものが届かなくなってしまいます。
クーポン等をメルマガで使用している場合も注意したいところです。
サイトの自動退会の可能性
キャリアメールや電話番号で登録していたサイトは、アドレスや電話番号が変わってしまうと自動的に退会になってしまう可能性があります。
変更してから退会になっていたという事にならないためにも、変更前に普段から使用しているサイトについてはしっかり下調べしておいた方がいいですね。
アプリの引継ぎやバックアップ
事前にアプリの登録を確認しておくことをオススメします。
アドレスや電話番号で登録している場合は、変更後に新しいアドレスや電話番号を登録しなおす必要があります。
きちんと登録できていない場合、万が一パスワードを忘れた際やログインする際等に対応できない可能性があるので注意しましょう。
また、変更前に事前に引継ぎ準備をしないといけないアプリもあるので要注意です。
電話番号変更後に使えなくて困る…なんてことにならないようにしましょう。
新しい番号が事故番号だった可能性
事故番号とは、前の使用者犯罪やストーカーなどに使用されていた番号のことを言います。
電話番号は再利用され、基本的には自分で選ぶことはできません。
ある程度の期間をあけてから再利用されますが、前の利用者からどのくらい経っているのか等知るすべはありません。
その為新しい電話番号に変更した後も迷惑行為にあってしまう可能性があります。
着信拒否などで対応は可能ですが、怖い思いをしないためにもそういう可能性があるかもしれないという事は頭に入れておきましょう。
電話番号を変える為の来店や手数料
電話番号をかえるにあたって、来店し手数料が必要になります。
基本的にはオンラインや電話での電話番号変更はできません。
その為来店することが必須になるため、その時間を作る必要があります。
また、手数料も必要になります。
- ドコモ 2200円
- au 2200円
- ソフトバンク 3300円
となっており、本人確認書類なども必要です。
来店時間は、混み具合にもよると思いますが、20~30分程度の事が多いようです。
電話番号変更したらやること
電話番号を変更後のやることといえば、周りの方へ知らせる必要があります。
家族や親せき、友人はもちろんのことですが意外と知らせるべきところは多いです。
- 電話帳に登録してある人
- 職場や学校
- 銀行関係
- 賃貸会社や住宅ローン会社
- 火災保険や生命保険
- カード会社
などが、あげられます。
家族や友人に伝えればいいと思っていませんでしたか?
私も調べてみると意外と多くてびっくりしてしまいました…。
職場や友人には変更したことを伝えるかもしれませんが、意外と忘れがちな銀行や保険会社。
お子さんがおられる方は学校や保育園などにも伝えておかないと大事な連絡や緊急性の高い連絡がこない可能性もありますし、ローン会社や保険会社などにも伝えておかないと万が一引き落としができていなかった場合などに連絡がつかなくなってしまいます。
必要な連絡が確実に取れるよう変更した連絡が漏れないように厳重に注意しておきたいところです。
電話番号変える理由を聞かれることもある?
電話番号変更時、基本的にはお店の方から理由を聞かれます。
ですが、理由により変更できませんと言われることはないので安心して大丈夫です。
電話番号を変えるということは、それなりの手間もかかりますので理由なく変えたいという方はあまりいないでしょう。
そのためお伺いするというくらいのものなので、正直に理由を話して大丈夫です。
「誰から」「いつ」「なんで」等深く聞かれることもないようなので、その辺は安心して大丈夫そうですね。
iphoneの電話番号だけ変更する方法
現状、電話番号だけ変更することはできません。
iPhoneの電話番号を変更する際に気を付けたいことはほかの携帯同様、メールアドレスも一緒に変更されてしまうということです。
また、iPhoneにあたっては「信頼できる電話番号」として設定から電話番号を登録しなくてはいけません。
“古い番号の消去”や”新しい番号の追加”はできるのですが「古い番号→新しい番号」への変更などはできません。
そのほかの注意点でいえば、2段階認証を使用している場合です。
2ファクタなどで、セキュリティを高めるために電話番号を使用してパスコードを入力するログイン方法です。
その際は電話番号にSMSが届き、そこにパスコードが記載されているため古い番号のままだとパスコードが自分の元へ届かなくなってしまいログインすることができなくなってしまいます。
そうなってしまわないために、友人や家族の電話番号を追加しておき、電話番号変更後に消去する等の手段を取って変更するなどして対応している方もいるようです。
アドレスをApple IDに使用している場合は電話番号変更前にGmailやほかのアドレスへ変えておいた方がいいなど注意点がかなり多い印象です。
機種変更をせずに、電話番号だけを変更するということは可能なようですよ。
まとめ
電話番号変更についての注意点をいくつかお伝えしました。
変更にあたってしなければいけない事や、注意しておきたい事は、多数あるようなのでデメリットはかなり多いという印象ですね…。
iPhoneに至っては電話番号変更後に旧番号でログインできないとAppleに問い合わせ何日も時間を要したという方もいました。
どうしても変更が必要な場合は
- 電話番号を登録している機関をリストアップしておき変更した事を確実に連絡できるようにしておく。
- 事前に登録しているアプリやサイト等をリストアップする。
- バップアップを取っておく。
など、必要なことは事前にしっかり調べてから行うことをオススメします。
変更したあとに「どうしよう…」とならないようにしてから、変更したいですね。