大事な人の結婚式へ招待され、張り切って新札やご祝儀袋を用意するところまではいいものの…書きなれていないとご祝儀袋って、何をどうやって書くの?と困ってしまいます。
名前を書くのはなんとなくわかるけど、それ以外は何を書くの?
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
ご祝儀袋には、名前と住所と金額を3つセットで書くのがベストです。
ですが、ご祝儀を渡すのに個人で出すとは限りませんよね。
もし友人と一緒に連名で出す場合や、会社のみんなでまとまって出す場合など…。
お祝いするにも様々な形がありますよね。
ご祝儀袋への住所の書き方や、連名でご祝儀を渡す際の書き方など、ご祝儀袋を書くのに気を付けたいポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。
目次
ご祝儀袋に住所は書かないでいいの?
住所を記載する場合は、ご祝儀袋の内袋の裏面に書くのが一般的ですが、住所を必ず記書かないといけないというわけではありません。
基本的に内袋には3点を記入します。
- 金額
- 氏名
- 住所
表面に金額、裏面に住所と氏名を記載するのが一般的です。
購入するご祝儀袋によっては内袋に書く欄が印字されている場合もあります。
基本的に結婚式に招待されているほとんどの場合は、新郎新婦側は住所を把握しています。
それに受付する際にも台帳に住所と氏名を記入することが多いです。
なので、ご祝儀袋へ住所は絶対に書かなくてはいけないというわけではありません。
ですが、大体の場合はご祝儀袋に住所を書くことが多いので、よほど書きたくない理由がない限りは書いておいた方がいいかもしれませんね。
1つ注意したいのはそれは受付などで直接手渡しする場合のみ。
郵送等で送る場合にはきちんと記入するようにしましょう。
また、金額はきちんと記入するようにしましょう。
今はあまり気にしなくなってきたと言いますが、一応きちんと”旧字体”で記入するといいですね。
ご祝儀は基本的には郵送や受付などで手渡しする事が多いと思います。
自分の手から相手の手まで届くまでにいろいろな方のもとを通っていくことになります。
受付さん等が最終的に管理するときにも困りますし、新郎新婦が最後に計算する際にも困るでしょう。
足りないということになっても困りますし、金額は記載しておくようにしましょう。
ご祝儀袋の住所の書き方のポイント!
いざ、ご祝儀を用意してご祝儀袋に住所や名前を書こうとしたらいろいろ迷ってしまう事が出てきたりしますよね。
一応ご祝儀袋の書き方にはマナーがあります。
ポイントを押さえて紹介していきますね。
ご祝儀袋の住所の漢数字はどう書く?
ご祝儀袋の住所の数字は、略さずきちんと番地で記入します。
“〇ー〇”等ではなく、”〇番地〇号”等と書くということですね。
縦書きなら基本的には漢数字で書く方が多いですが、ここには明確な決まりはないため普通の数字で書いても問題はありません。
もし横書きで住所を書くような場合でも、数字は漢数字でもどちらでも構いませんが番地は略さず書くようにしましょう。
ご祝儀袋の住所で連名の場合の書き方は?
ご祝儀袋を夫婦二人で出す場合は、一人で出す場合と同じ書き方で構いません。
名前のみ夫婦の名前を記載しましょう。
人数が増えて数人で出す場合には中袋に住所は記載しません。
別紙を用意してそちらに名前と住所を書いて、中袋に同封します。
書き方は紙を横向きに用意し、上中央に「寿」と書きます。
その下に右から住所と名前を書いていけばオッケーです。
順番は会社等だったら役職順等で書くのが一般的、特になければ年齢順や五十音順で書くと統一感が出るでしょう。
手書きでないといけない決まりはないので、人数が増えてバランスが心配な方はパソコンで入力したらキレイに作ることができます。
私も一度連名でご祝儀を渡したことがありますが、その時は友人が代表してパソコンで表を作成してくれました。
その時は人数が多かったので名前のみを書きました。
連名で出すメンバーや、人数によって考えてもいいかもしれませんね。
ご祝儀袋の住所のマンション名は?
ご祝儀袋に各住所にはマンション名や番地までしっかり書きましょう。
場合によっては住所は必須ではありませんが、もし住所を書く場合には最後まできっちり書く方が親切になりますね。
またマンション名だとカタカナ等の名前も多いかもしれませんが、それはそのままカタカナ等で書いてもオッケーです。
アルファベット等が使われている場合も、そのまま書くようにしましょう。
まとめ
いざご祝儀を用意すると出てくる些細な疑問など…結構多いですよね。
大事な人の結婚式だからこそ、失礼のないようにしたいと思うのは当たり前の事。
住所や金額はよほどのことがない限り基本的に書いておいて間違いはないかもしれませんね。
書かないことによって相手が困ってしまうことが増えるかもしれません。
個人でご祝儀を用意する以外の場合は、一緒に用意をする方々と相談できるといいですね。
大事な人をお祝いする場へ行く準備、少し大変かもしれませんが今から準備も楽しんでできるといいですね、もしそのお手伝いができたならうれしいです。
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