バイクシートに繁殖したカビ、家庭にある「カビキラー」で落とせないかな?
はい落とせます!
バイクシートは雨に濡れたり、駐輪場の湿度が高く通気性が悪いなど、ケアしてないとすぐに白くなってきてカビが繁殖してきますよね。
愛車のシートがカビで汚れていたらがっくりです。
バイクシートのカビ取りにバイク専用店で販売されているカビ取り剤でお手入れするのも良いですが、家庭でお風呂などに使われるカビキラーで簡単にカビを除去できます。
そこで今回は、
- バイクシートのカビ取りにカビキラーは本当に使えるの?
- バイクシートのカビの原因って何?
- バイクシートにカビが繁殖しないようにする予防法ってどうしたら良いの?
について紹介させていただきます。
目次
バイクシートのカビ取りにカビキラーは使える?他に使えるものは?
ずばりバイクシートのカビ除去にカビキラーは使えます。
カビキラーはお風呂場の壁やタイルのカビ掃除をイメージすることが多いですが、バイクシートのカビ掃除にも使える強力なカビ落とし洗剤です。
バイクシートの素材はウレタンフォームとウレタンフォームを覆う本革や合皮で作られているので湿気を含むとカビが繁殖しやすくなります。
カビキラーは、塩素系漂白剤の一種で、カビキラーに含まれている次亜塩素酸塩が、カビを取り除いてくれのです。
カビキラーの用途は、浴室内の壁やタイル・目地に繁殖したカビだけでなく、マット・小物類・シャワーカーテン・扉などのゴムパッキンに付いたカビと表記されています。
ウレタンや本革・合皮でできたバイクシートのカビにも効果がありそうですよね。
ハイターやブリーチもバイクシートのカビ取りに使える!
塩素系漂白剤と言えば「ハイター」や「ブリーチ」も有名ですよね。
ハイターもブリーチも塩素系漂白剤でカビキラーと同じ「次亜塩素酸塩」を主成分としているのでハイター・ブリーチもバイクシートのカビ除去に使えますよ。
ちなみに「ハイター」は花王の漂白剤の商品名で「ブリーチ」は漂白剤の一般名です。
バイクシートのカビの落とし方の手順!
カビキラーを使ってバイクシートのカビの落とし方を紹介しますね!
まず、用意するものは次の通りです。
【用意するもの】
- カビキラー (ハイター・ブリーチでもOK)
- エタノール除菌剤 (カビキラーの効果をさらに高める消毒液です)
- キッチンペーパー (カビキラーを浸み込ませてバイクシートに馴染ませる役目があります)
- スポンジ又はタオル (カビキラーをふき取るときに使います)
- キッチン用手袋 (直接カビキラーが肌に付かないようにします)
次に手順を説明しますね。
【バイクシートのカビの落とし方の手順】
- まず、手袋をしましょう。
- 次に用意したキッチンペーパーをバイクシートのカビを除去したい場所に敷きます。
- キッチンペーパーの上にカビキラーを振りかけます。
浸み込むように振りかけるのがコツです。
(キッチンペーパーが無ければ直接バイクシートにカビキラーを振りかけても良いですが、カビキラーとバイクシートを密着させる方がより効果が高いですよ。) - 20分程度放置してください。
時間を置くことで根元からカビを取り除いてくれますよ。 - さあ仕上げです。
キッチンペーパーを取って、バイクシートについたカビキラーを洗い流すように水洗いしてください。
- 次にスポンジ・タオルで水気をふき取り、最後にエタノールかけて仕上げのふき取りをすれば完成です。
(エタノールは除菌剤ですがエタノールをかけることで、カビの再発予防の期待が高まります。)
塩素系漂白剤は金属類の腐食に原因になります。
バイクシート近くに金属部分がある場合はしっかりとマスキングしてカビ取り作業をしてください。
またバイクシートの素材によっては洗剤が生地を傷める原因になることがあります。
大事な愛車なので目立たない部分で試してから使うようにして下さいね。
バイクシートのカビの原因や予防法を紹介!
ところでバイクシートにカビが生える原因て何でしょう?
カビは湿気が高く、通気性が悪いと繁殖しやすくなります。
雨に濡れたり、湿気が高いまま通気性の悪い場所で保管していたりするとカビの発生原因となります。
雨に濡れたバイクを通気性の悪いガレージの中やカバーをかけて保管したりするとカビの格好の繁殖場所になってしまいます。
バイクシートの素材は、合成皮革や本革でウレタンフォームを覆うように作られていますが、バイクシートの中に雨水が浸み込んで時間がたつとカビが繁殖する原因となります。
雨に濡れたバイクは、水分を良くふき取って風通しを良くして車庫入れしてくださいね。
まとめ
今回は家庭にあるカビキラーでバイクシートのカビ取りに使えるのか?と使い方、カビの原因、予防法について解説しました。
大事な愛車、シートが白くカビに侵されているとがっかりですよね。
住み着いたカビはカビキラーで簡単に落とせますが、日ごろからカビが住み着かないように、しっかりとケアして、きれいなバイクシートまたがって快適なライディング生活を送ってください。