隣の部屋がうるさくて困っている方はいませんか。
家でくつろぐ時間に隣の部屋がうるさいのではストレスが溜まってしまいますよね。
隣の部屋がうるさい時に100均でも防音対策をすることができます。
また、お金をかずに防音する方法もあります。
今回は手に入りやすい100均の防音アイテムで格安に仕上げる方法や自分でできる簡単な防音方法をご紹介していきますので、状況に合った方法を取り入れてみてください。
目次
隣の部屋がうるさい時の防音方法!100均でもできる?
隣の部屋がうるさい時に、100均でも簡単に防音できる方法があります。
100均なら簡単に入手することができて、安価に仕上げることができます。
ホームセンターなどでも防音アイテムが売っていますが大きなサイズで売っているので、そこまでの大きさは必要ないという方や、なるべくコストを抑えたいたいという方はぜひ参考にしてみてください。
- 100均 メラニンスポンジ
- 園芸吸水スポンジ
- デザインボード
- MDF材
- すきまテープ
100均 メラニンスポンジ
水アカや手アカ掃除のときによく使うメラニンスポンジが吸音素材として活用できます。
色々なサイズが売られていますが、13.2×29×2.6cmの自由に切って使えるメガサイズが最適です。
100均のお店によって売られているメーカーが違ったり、2種類売られていたりする場合があります。
2種類のメラニンスポンジが手に入る場合は、異なるタイプを重ねるようにしましょう。
同じタイプのメラニンスポンジを重ねるよりも、効果が期待できます。
また、小さくカットされているメラニンスポンジを凹凸になるように貼り付けて吸音面積を広げると効果が高まります。
園芸吸水スポンジ
生け花などで使われる緑色の長方形のスポンジです。
園芸吸水スポンジは、フェノール樹脂という素材でできていて、住宅の壁の中材や防音の目的で使用されることがあります。
メリットは、他の吸音材と比べて軽減しずらい低い音~高い音まで防音することができること。
デメリットとしては、一度触ってへこんでしまうと元に戻らなかったり、ボロボロと落ちてしまったりすることです。
それを防ぐために、園芸吸水スポンジをラップやビニール袋などで包んで、その上からプラスチック段ボールや板材などで挟んで使うと良いでしょう。
デザインボード
等間隔で穴の空いたボードで、よく音楽室や音楽スタジオなどで使われています。
また、DIYで物をかけるボードとして使われている方も多いと思います。
このボード単体では防音効果はないので、裏に空気層を作ったり吸音材を設置したりする必要があります。
メラニンスポンジや園芸吸水スポンジとセットで使うようにしましょう。
MDF材
MDF材とは、木材チップを細かくして接着剤で固めて、さらに圧力をかけて作られた板材です。
木材と比べると反りがすくなく、均質で加工がしやすい点がメリット。
スピーカーの材料としても使われており、防音防振に向いています。
楽器を自宅で演奏する方が、スタジオを自作する際によく選ばれているようです。
デメリットとしては、強度が弱いことや湿気に弱いことです。
MDF材を重ねたり、除湿剤を挟んだりと工夫して使ってみてくださいね。
すきまテープ
ドアや窓の隙間などに設置することで、隙間から漏れてくる音を対策してくれるアイテムです。
100均には、サイズや厚みの違うテープが種類豊富に取り揃えられているので、設置場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
すきまテープを設置するだけで大きな防音効果が得られるというわけではありませんが、防音対策をする上で、隙間を少なくすることは大切になります。
一番簡単にできる方法ですので、まず手始めに取り組んでみるといいかもしれませんね。
隣の部屋がうるさい時に防音シートは効く?オススメは?
隣の部屋がうるさい時に「防音シート」という便利なアイテムを活用する方法があります。
防音シートとは名前の通り、防音性を兼ね備えたシートのことです。
そもそも「防音」とは、遮音(音をはね返すことで音を通さないようにすること)だけでなく、吸音(音を吸収して小さくすること)を一緒に組み合わせることで、音を防ぐことが可能になります。
今や防音シートは、機能性が高く、様々な価格帯の防音シートが販売されていることから、防音対策に注目を得ています。
しかし、商品によって効果は差があるので、目的に合った機能や役割を持つ商品を使わなければ、思った通りの役割は果たしてくれません。
また、「防音シート」として売られている商品の中には、「遮音シート」であることが多く吸音効果がない商品もあるので、購入の際には、その商品の特徴をしっかり確認することをおすすめします。
ここでは、私が調べた中でおすすめの防音シートをご紹介します。
防音シートを購入の際にはご参考ください。
防音シールパネル
裏面がシールになっているので、使いたい場所に簡単に切って張ることができる商品です。
アパートなどの賃貸でも使えるのが嬉しいポイントです。
しかし、他のタイプのシートと比べると、シートが薄いので防音効果は少し落ちます。
騒音の程度も考慮して洗濯すると良いでしょう。
防音フェルトパネル
フェルトパネルは、吸音性に優れています。
また、断熱性も兼ね備えているので、エアコンの節約にも効果があり一石二鳥のアイテムです。
インテリアにも馴染みやすいのも嬉しいですね。
ワンタッチ防音壁
突っ張り棒で壁に防音パネルを押さえるタイプの防音壁です。
その他にも、両面テープや専用のジョイナー、ラブリコなどでも取り付け可能です。
少し値は張りますが、塾や音楽施設などでも使われており、防音性の高い商品です。
しっかりと防音したいという方には間違いなしの商品と言えるでしょう。
お金をかけずに防音する方法とは?
今まで簡単にできる防音の方法をご紹介してきましたが、どれも費用がかかるものでした。
でも、できればお金をかけずに防音したいところですよね。
そんな方に4つの方法があります。
- 家具の配置を変えてみる
- カーテンレールに洗濯物を干す
- ドアを覆う
- 大家さんや管理会社に相談する
家具の配置を変えてみる
音が聞こえてくる壁から1メートルほど離して背の高いタンスや本棚を置いてみましょう。
その家具が防音材の代わりになります。
カーテンレールに洗濯物を干す
窓から音が入ってくる場合は、カーテンを閉めた上で、さらに洗濯物を干してみましょう。
洗濯物が音を遮ってくれる効果を果たします。
洗濯物だけでなく、タオルやブランケットなどをぶら下げてもよいでしょう。
ドアを覆う
窓だけでなく、ドアを覆うことも防音効果につながります。
タオルやシーツなどをドアの前に取り付けてみましょう。
大家さんや管理会社に相談する
大家さんや管理会社に相談するのも方法の一つです。
相手に直接苦情を伝えると、感情的になって受け止めてもらえなかったり、話がヒートアップしたりしてしまい解決につながらない場合があります。
大家さんや管理会社に注意をしてもらうことで、不要なトラブルを避けることができます。
まずは、大家さんや管理会社に状況を説明してみるといいですよ。
隣の部屋がうるさい時の対策!壁ドンは良くない?
隣の部屋がうるさいと我慢ならず、つい壁ドンしたくなることもありますよね。
しかし、壁ドンはやらない方がいいです。
壁をドンドン叩いて相手に苦情をつたえても、一時的に騒音は止まっても、相手に反感をかわれてしまう可能性が大きいからです。
騒音をだしている側に非があるわけですが、本人としては、相手にどれだけ音が伝わっているか気にしていない場合もあり、逆に壁ドンした側を非難する場合もあるのです。
隣の部屋がいくらうるさくても、壁ドンはせずに大家さんや管理会社に相談しましょう。
まとめ
隣の部屋がうるさい時の防音方法は、100均で売っている商品を使うことも可能です。
100均で防音できる商品は以下の通りです。
- メラニンスポンジ
- 園芸吸水スポンジ
- デザインボード
- MDF材
- すきまテープ
100均の商品では、手を加えなければならないのでちょっと大変だなという方は、ワンタッチの防音パネルや防音シートもおすすめです。
防音シートは色々な種類がありますが、防音効果の高い「遮音」と「吸音」の両方を兼ね備えたシートを選ぶとよいでしょう。
防音対策をするだけでなく、騒音に困ったらまず大家さんや管理会社に相談してみるのも解決の近道かもしれませんね。