(この記事を書いたのは出産経験のある女性です)
初産婦さんで出産を控えている人にとって陣痛って怖いイメージがありますよね。
でも安心して下さい、陣痛でショック死することはありません。
万が一耐えられない時も医療の助けを借りてお産を乗り切ることもできます。
そうは言っても未知の痛みに挑む心境は穏やかではありませんよね。
今回は陣痛の痛みや和らげ方について経験談も挟みながらご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
出産の痛みでショック死することはあるの?
出産の痛みが原因でショック死する事例はありませんでした。
私は3度の出産で意識こそ飛びそうになりましたが、病院で体調を管理して貰えるので安全に出産に挑むことができましたよ。
痛みが怖い場合は前もって和痛分娩や無痛分娩も選択肢に加えてバースプランを検討してみるのもいいでしょう。
病院によって対応していない場合があるのでぜひ前もって調べてみて下さいね。
出産で痛すぎて死亡した例ってあるの?
出産の時、一番不安なのはその痛みですよね?
映画やドラマ、経験談などを見ると恐怖を感じる方も少なくないと思います。
けれど出産で痛すぎて死亡する事例は報告されていません。
特に近年であれば前もって医療の力を借りてより痛みを緩和する方法もあります。
少し話が変わりますが強い痛みを感じることで高血圧になることがあります。
もともと脳や心臓に疾患があった場合、高血圧によって血管が敗れて出血(脳出血・くも膜下出血など)を引き起こし死亡してしまうというケースはありました。
このように幾つも要因が重なった場合は痛みから合併症を引き起こす可能性はあります。
けれどそのようにリスクがある出産の場合、医師から自然分娩ではなく帝王切開や無痛分娩などを勧められます。
私も3度目の妊娠中妊娠糖尿病と診断された為、以降は食事の指導を受けたり検査を受けたりとフォローアップをしていただきました。
きちんと妊婦検診を受けることで沢山のリスクを回避することができますので、検査は決まった回数決まった時期に受けましょう。
出産の痛みは耐えられないレベル?例えるなら?
出産の痛みを「鼻の穴からスイカを出す」と表現されることがあります。
分かりやすいような分かりにくいような曖昧な表現ですよね。
耐えられる痛みかどうかも人によって痛みの感じ方は異なるので断言は困難。
そこで、実際に出産を経験した方の体験談をご紹介します。
参考にしてみて下さいね。
陣痛ってどんな痛みだった?〜内臓系の痛み〜
- 生理痛を何十倍にもした痛み。
- お腹を下しているけど出せない時間を耐え続けるかんじ。
- 内臓を雑巾絞りされている感じ
陣痛ってどんな痛みだった?〜外傷系の痛み〜
- 腰をバットで思い切り殴られるような痛み。
- 数分ごとに腰で爆弾が爆発しているのかと思った。
- 腰に回し蹴りを受けているような痛み。
他にも人によって感想は様々ですが、大きく分けると生理痛や下痢の痛みか腰へのダメージを受ける痛みという体験談が多いようです。
出産という現象は生命の営みの中の自然現象。
その為、出産の痛みは耐えられる痛みという人も多くいます。
けれど出産はゴールではなく、赤ちゃんとの生活が始まる謂わばスタートラインなんです。
それなのに痛みで満身創痍、メンタルに支障をきたし産後の回復が遅くなっては本当に辛くなってしまいます。
今は無痛分娩や和通分娩がかなり浸透してきて決して珍しく無くなってきました。
ご自身の体調や考えを医師や助産師さんに正直に話し相談してみましょうね。
出産の痛みを和らげる方法はある?
強い痛みをもたらす陣痛ですが、出産の痛みを和らげる方法がいくつかあるんです。
ご紹介していくのでご自身に合う方法を見つけて実践してみて下さいね。
出産前から行う陣痛緩和の方法
妊娠期間中から前もって痛みに備える方法があります。
体が硬かったり自律神経が乱れているとお産はもちろんお腹が大きくなってからの生活にも支障が出てきます。
産院で許可が出たらぜひお試しください。
- ストレッチ:血の巡りをよくすることでお産が軽く(陣痛の時間が短く)なるという報告があります。
- 骨盤体操 :骨盤を緩めるため、赤ちゃんが産道を通過するときのダメージを軽減できます。
- ソフロロジー:呼吸法を身につけるとお産の時リラックスして挑むことができます。リラックスすることで痛みや恐怖を軽減しお産も軽くなります。
お産の時に行う陣痛緩和の方法(イキみ逃し中)
- ソフロロジー:ゆっくりと大きく呼吸をすることで緊張がほぐれ痛みを感じにく期なります。わざと、意識的に呼吸しましょう。
- 口を開ける:歯を食いしばると体が強ばり痛みが増します。口を縦に大きく開けるイメージで「あー」と声を出すとなお良いです。「8秒発声、4秒吸う」がおすすめです。
- アロマを炊く:リラックスできる香りがあればぜひお産の時も取り入れましょう。
- 腰を押してもらう:腰というよりお尻の割れ目の少し上の部分を力一杯押してもらうと楽になります。テニスボールのように硬めの球体で押すのもオススメです。
- 眠気が出たら争わずに寝る:痛み、疲労が溜まると急激に激しい痛みが襲ってきます。その時は体の休憩サインだと思って眠ってしまいましょう。
- 腰を温める:温めると緊張をほぐし血流が良くなるので痛みが和らぎますよ。
まとめ
今回は出産の痛みについて体験談を交えながらご紹介しました。
痛みの感じ方は人それぞれですが、痛みを知って前もって備えることで不安が軽減しそれに伴い陣痛もお産も軽くなると言われています。
リラックスすることがお産にもいいと科学的に証明されているんですよ。
出産は決して楽ではありません。心配なことやわからないことはお医者様、助産師さんなどになんでも相談してみましょう。