梅干しを干した後の保存方法に、困っていませんか?
保存方法は大きく分けると2つで、梅酢に戻す方法と戻さない方法です。
おすすめの保存容器にはかめやほうろう、ガラス瓶があります。
そして気になるのは、カビの見分け方ですよね。
ここでは梅干しを干した後の保存方法や保存容器、カビの見分け方も紹介していきます!
目次
梅干しを干した後の保存方法は?
おうち時間も増え、梅干しを手作りしてみたという人も多いのではないでしょうか。
いざ作ったは良いものの、保存方法に困ってはいませんか?
ここでは保存方法を紹介していきます!
保存方法は、大きく分けると2つです。
梅酢に戻す方法と戻さない方法となっています。
梅酢とは梅を漬けた時に出てくる液の事です。
この梅酢に漬けて保存する方法とそのまま保存する方法と、大きく分けると2つあります。
自分好みの状態の梅干しになる保存方法を選ぶと良いですよ。
では、保存方法を詳しく見ていきましょう!
梅干しを干した後の梅酢に戻す方法
- 容器に梅干しを入れ、赤じそを間に挟みます。
- 梅酢を流し入れ、しっかりと密閉したらOKです。
一度梅酢にくぐらせてから、容器に梅干しと赤じそだけを入れる方法もあります。
戻す方法は、梅干しと一緒に梅酢も入れて保存する方法です。
一緒に入れる事で、梅酢を吸ってやわらかくみずみずしい梅干しになります。
ただ酸味も強くなるので、注意しましょう。
やわらかくみずみずしい梅干しや、酸っぱい梅干しが好きな人におすすめです。
一度梅酢にくぐらせてから保存する方法もあります。
梅酢を一緒に入れるほどみずみずしさはありませんが、しっとりとした梅干しになります。
少しやわらかめの梅干しが好きな人は、一度梅酢にくぐらせてから保存すると良いですよ。
梅干しを干した後の梅酢に戻さない方法
- 容器に梅干しを入れ、赤じそを間に挟みます。
- しっかりと密閉して保存しましょう。
乾いた状態の梅干しが好きな人は、容器に梅干しと赤じそを入れる方法がおすすめです。
乾いた状態と言っても、カラカラというわけではないですよ。
保存している間にしっとりとしてくるので、カラカラに干し過ぎたという場合にも良い保存方法です。
ただしっかりと密閉していないと、どんどん乾いてしまうので注意しましょう。
次は保存容器のオススメを見ていきましょう!
梅干しを干した後の保存容器のオススメは?
梅干しを作るのは良いけど、どんな保存容器に入れたら良いのか迷いますよね。
ここではオススメの保存容器を紹介していきます!
おすすめの保存容器
- かめ
- ほうろう
- ガラス瓶
かめ
昔から梅干しの保存に使用されているのがかめです。
陶器で作られているので丈夫で、温度を一定に保ってくれます。
ただ陶器なので重さが重く、取っ手がないのがデメリットです。
大量の梅干しを作りたい時には、大きさが大きいのでおすすめですよ。
ほうろう
ほうろう鍋など食品と使うことが多いほうろうも、おすすめの保存容器です。
雑菌が繁殖しづらく、味や風味を変化させにくいことがメリットとなっています。
ただ、傷がついてしまうと錆びやすくなるので、気を付けましょう。
一番の敵でもある雑菌が繁殖しづらいのは、嬉しいですよね。
ガラス瓶
中の状態も確認でき、おしゃれな保存容器がガラス瓶です。
ガラス瓶は酸や塩分に強く、臭い移りもしなくておすすめですよ。
ただ光の影響を受けやすく、衝撃を与えてしまうと割れる可能性があるので注意しましょう。
透明なので出来上がっていく過程も、観察することが出来て楽しいですよ。
次は、カビの見分け方や対処法を、確認していきましょう。
梅干しを干した後のカビの見分け方や対処法とは?
梅干しを作っている時に出てくる白いものの正体は塩分やおりの可能性もあり、カビではないこともあります。
カビの見分け方や対処法を見ていきましょう!
見分け方
- お湯に溶けるのが塩分
- 空気に触れない所にあるのがおり
- 表面の膜のようなものが濁り
対処法
- カビを取る
- 梅酢を煮沸消毒
- 容器や梅を消毒
見分け方
見分け方を紹介していきます!
カビと塩分
カビと塩分の見分け方は、お湯につけてみる事です。
塩分の場合はお湯に溶けますが、カビの場合は溶ける事はありません。
梅干しにカビのようなものがついていたら、お湯につけて確認しましょう。
もしカビだった場合は、すぐに対処すればまた作り直せますよ。
カビとおり
底に白いものが溜まっている事がありますが、おりと呼ばれるものでカビではありません。
見分け方としては、空気に触れる所に現れるか触れない所に現れるかです。
おりの場合は底など空気に触れない所に現れ、カビの場合は空気に触れる蓋の近くなどに現れます。
蓋を開けてすぐにあった場合は、カビの可能性が高いので対処しましょう。
カビと濁り
表面の白い膜のような濁りは、産膜酵母という酵母菌です。
カビではありませんが、カビが生える原因にもなるので取り除きましょう。
見分けがつきにくいですが、膜のようなものが濁りです。
対処法
対処法を紹介していきます!
対処法
- カビを取る
- 梅酢を煮沸消毒
- 容器や梅を消毒
カビを取る
まずはカビを取り除きましょう。
傷んでいる梅も、一緒に取り除きます。
作り直した時にまたカビが生えないよう、ここで対処しておくと良いですよ。
大量にカビが生えてしまった場合は、残念ですが作り直した方が安全です。
梅酢を煮沸消毒
次に、梅酢を煮沸消毒し梅もしっかり洗いましょう。
その後、煮沸消毒をして梅酢を綺麗にします。
しっかりと火にかける事で、殺菌効果が期待できます。
容器や梅を消毒
最後にアルコールや焼酎で、容器や梅を消毒します。
そして梅を戻しますが、再びカビが発生しないようしっかりと水気をきり塩を追加しましょう。
ここまで対処して底の方までカビがあった場合は、残念ですが捨ててしまうのが良いです。
全体的に広がってしまっていると、もう対処しきれません。
梅干しを作る時に残ってしまう、梅酢の使い方を見ていきましょう!
梅干しの梅酢の使い方4選を紹介!
梅干しを作ると、どうしても梅酢が残ってしまいます。
そのまま捨てるのは、もったいないですよね。
ここでは梅酢の使い方4選を紹介していきます!
使い方
- シンクの掃除
- ドリンク
- ドレッシング
- 調味料
シンクの掃除
クエン酸が含まれている梅酢は、お掃除にピッタリです。
キッチンペーパーに梅酢を染み込ませ、シンクの水垢部分に置いておくだけで綺麗になりますよ。
ただ、赤梅酢を使うと染まってしまう可能性があるので気を付けましょう。
短時間で掃除は済ませるようにすると良いですよ。
ドリンク
お手軽に梅酢を使えるのは、水や炭酸で割ってドリンクとして飲むことです。
酸味が気になる人は、蜂蜜を入れることで気になりにくくなりますよ。
酢は体に良く、夏場には水分補給としても大活躍です。
梅干しで塩分補給ができ、梅酢で水分補給が出来るなんて完璧ですね。
ドレッシング
すりおろし玉ねぎをプラスして、ドレッシングにするのも良い活用法です。
玉ねぎを入れる事で酸味が緩和され、食べやすくなります。
手作りなので、自分好みにアレンジ出来ますよ。
ドレッシングも手作りできちゃうのは自慢できますね。
調味料
1番アレンジがきくのは、調味料として使う事です。
ご飯や蒸し料理、お鍋のポン酢代わりとしても大活躍です。
アレンジは無限にあるので、ぜひ試してみてください!
美味しいアレンジを見つけられると嬉しいですよ。
まとめ
保存方法としては、梅干しだけを入れて保存する方法と梅干しと一緒に梅酢も入れて保存する方法です。
一度梅酢につけてから保存するのも良いですよ。
おすすめの保存容器は、かめやほうろう、ガラス瓶です。
お湯につける事でカビと塩分を見分けることができ、塩分の場合は溶けます。
空気に触れない所にあるのはおりで、表面の白い膜のような濁りは酵母菌です。
カビを取り梅酢を煮沸消毒し、容器や梅を消毒することで対処することが出来ます。
ただ、全体的に広がっていた場合は捨てましょう。
梅酢の使い方には、シンクの掃除やドリンク、ドレッシングや調味料があります。