織姫神社にカップルが行くと別れるって噂は、嘘でもなく本当でもない。
正直確かめようがないですが、織姫神社には縁切りではなく、色々な縁を取り持ってくれる神様がいるとされています。
でも、織姫神社に行ってカップルがその後別れてしまったのは、全て偶然ですとも言いきれません。
織姫神社にカップルで訪れてどのくらいの人たちが別れてしまったのでしょうね。
今回は、織姫神社はカップルが別れるって噂なのか?縁結びではなく縁切りの神社なのか調べてみました。
目次
織姫神社はカップルが行くと別れる噂は本当?
織姫神社はカップルが行くと別れる噂は本当かどうかは、実際のところ全てのカップルが別れた訳ではありませんので、必ずしも噂通りになるとは限らないが答えですね。
でも、実際に織姫神社に行ったから別れた、と考えるカップルはいるからそのような噂が出てきてるのでしょう。
既に縁あってお付き合いされているカップルが、縁結びの神社にカップルで訪れるという事は、より強い縁になるようお願いする為なのでしょうか?
織姫神社は、縁結びの神社
織姫神社は、縁結びの神様が祀られている神社です。
織姫神社の神様は、様々な縁を取り持ってくれると言われています。
恋人や結婚相手だけではなく、お仕事での出会いや、良き友達との出会いなど、様々な人との出会い・縁を繋いでくれる神社です。
それにしても噂通りなら、良い縁を結ぶと言われる神様が、既に縁あってお付き合いされているカップルを別れさせるとは、どういうことなのでしょう?
織姫神社は恋人の聖地になっていた!?
織姫神社は縁結びの神様がいる神社ですが、2014年に「恋人の聖地」と認定されたそうです。
どういう事なのかと調べたところ、神様のお告げ的なものでは勿論なく、NPO法人地域活性化支援センターという団体が2014年に「恋人の聖地」に認定したそうです。
少子化対策と地域活性化をテーマに、プロポーズに最適なスポットを「恋人の聖地」として認定する全国的に展開しているプロジェクト。
その団体のプロジェクトの一つに認定されたのが、この織姫神社の「恋人の聖地」だったようです。
ちなみにこの「恋人の聖地」は現在、全国に137ヵ所あるそうですよ。
恋人の聖地の織姫神社
元々、織姫神社(足利織姫神社)は、全産業の神様といわれ、ご神徳にもある七つの縁を結ぶ産業振興と縁結びの神社として多くの人たちに信仰されきた神社です。
そこに2014年「恋人の聖地」と認定され、神社には「愛の鐘」が設置されました。
この愛の鐘をカップルが二人で鳴らすと幸せになると言われ、カップルが多く訪れるようになったそうです。
神様にお願い事を書いて飾る(奉納)絵馬とは別に、織姫神社には、「愛むすび・愛の鍵」という鍵を奉納するというのもあるそうです。
絵馬同様、境内社務所にこの愛の鍵は販売されているそうです。
織姫神社以外にも恋人同士が愛を誓ってこの愛の鍵(南京錠)をかけるというのが、海外や日本国内数カ所でもあり、その場所によってカラフルな鍵だったり形が違ったりと色々とバリエーションがあるみたいです。
既にカップルの方が織姫神社を訪れるのは、他の縁を繋いで欲しいと考えるカップルが訪れてるとより「恋人の聖地」で愛を深めようと訪れているようですね。
ちなみに織姫神社は、「日本夜景遺産」の認定も受けているそうです。
織姫神社には縁結びの効果がある?それとも縁切り?
織姫神社には縁結びの効果があるのか?それとも縁切りなのか?というのは、縁結びと言っても、神様は縁を取り持つだけで、その縁をどうするかは本人次第なのかなと。
取り持ってくれた良縁を、良い縁として続かせていくのも、切れてしまうのもその縁結びの効果は本人次第なのではないでしょうか。
神頼みという言葉がありますが、神様に求める事にも限界があるのかと正直思ってしまいます。
織姫神社には縁結びの効果があるかどうかは、良い縁を取り持つ為に神様がいくら動いてくれたとしても、それに気づかなければ意味がないことに。
また、誰かに出会えたとしても、それを良い縁として発展させるのは自分次第。
出会うチャンスを貰ったなら、そこからは自分の力で努力しなければいけないでしょう。
でも、縁結びの神社なのに、カップルが織姫神社に行くと別れると噂があるのも事実。
縁切りの神社なのかと言われてしまうのは、神様も心外なのではと気になるところでありますが・・・。
この織姫神社がなぜ縁結びの神社と言われているのか?
この神社をまもる神様たちを紹介します。
縁を結んでくれる二人の男女の神様
織姫神社のご祭神は二人の男女の神様です。
- 男の神様
機織りや織物の神様と信仰されている機織りをつかさどるる天御鉾命(あめのみほこのみこと) - 女の神様
織女である天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)
このご祭神の二人の男女の神様が作る織物、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織りあって織物が出来上がり、良い縁を結ぶことから縁結びの神社となったそうです。
この二人の神様は凄腕なのか?共同で織物を作って、800万もいる神様の中で一番位の高い神、天照大神(あまてらすおおみかみ)に服を織って献上していたと言われています。
縁結びとは恋愛や結婚だけではない
縁結びと言っても恋愛や結婚だけでなないのはご存知ですか?
縁には、もちろん恋人や結婚相手もそうですが、友人や仕事の仲間、人との出会いだけでなく、仕事や学業、そして大きく言えば良い人生とまで幅広い縁があります。
二人の神様は、その人にとって今一番必要な良い出会い、この何かしらの縁を取り持ってくれていると考えたらどうでしょう。
恋人やご夫婦で行かれた人達は、どうだったのでしょう。
もし神社に行ったから別れたと思う人達にも、カップルのお二人それそぞれに何かしらの良い縁を二人の神様が取り持ってくれていたとしたら、それは噂とは違うような気がします。
- 良い縁で繋がっているカップル、お二人だったら
二人にそれぞれ良い縁があったことで更に幸せに
- 元々良い縁で繋がっていなかったカップル、お二人だったとしたら
それぞれが、その縁に目を向けて進んだことで、別れが早まった
とも考えられるのでは?
そう考えたら、縁結びの神様が縁切りの神様という話にはならず、自ら選んだ道なのではと思います。
織姫神社にはどんなご利益がある?
織姫神社には7つのご神徳(ご利益)、様々な縁を結ぶご利益があります。
- よき人と縁結び
- よき健康と縁結び
- よき知恵と縁結び
- よき人生と縁結び
- よき学業と縁結び
- よき仕事と縁結び
- よき経営と縁結び
織姫神社の道路に面したところから神殿に向かって二ヵ所の鳥居があります。
その鳥居から境内までの道が「男坂」と「女坂」と言われ、それぞれに意味がありどちらも是非通って頂きたいです。
男坂、299段の階段を登り切り参拝すると願いが叶う
道路に面した一つの目の鳥居には、299段もある階段があり、それを登りきってから参拝すると願いが叶うと言われる境内に向かう為の道があります。
それが「男坂」と言われています。
その299段の階段を多くの人が登っていますが、運動不足の大人たちには結構キツイようです。
手すりもありますが、のんびり景色を楽しみながら無理せず休みながら登られた方が良さそうですよ。
鳥居からは神の領域、織姫神社のご利益を授かれるように坂を登りながら、心穏やかに綺麗な気持ちで参拝したいところですね。
坂は少々キツいかもしれませんが、登り切った先の景色を思えば、願いを叶えてもらう為にというのは置いといても登る価値ありと言われるほどの、美しい社殿と景色が見られるそうです。
女坂、7色の鳥居は縁を結ぶ7つのご神徳
道路に面したもう一つの鳥居は、有名な7色の色鮮やかな鳥居。
その変わっていく7色の鳥居をくぐりながら境内に向かう道が「女坂」と言われています。
橙色、青、黄、緑、赤、黄緑、紫といった7色の鳥居は、それぞれが縁結びの7つのご神徳を意味しています。
舗装されていない道なので、階段ほど傾斜もツラくはないと言われていますが、雨の日や道が濡れている時などは滑りやすいなどで、歩く時は注意が必要ですね。
この7色の鳥居は、若い女性や写真を撮られる方には、被写体としてはとても美しく人気ですよ!
まとめ
織姫神社は、縁結びの神社であり、恋人の聖地。
織姫神社の神様に素敵な縁を繋いで貰えた人は、どの位、神様の力で繋いで貰えたと実感されているのでしょうか?
逆に縁結びの神社に行ってすぐ別れたら、その神社は実は・・・なんてよくない噂もしたくなりますよね。
自分の周りの大切な人達、ご縁を繋いでくれたからこそ今の自分があると考えたら感謝の気持ちは大事ですね。
繋いでくれたのが神様だとしても、それが友人や周りの誰かだったとしても。
神様に対してもそうですが、他人から受けた良い事は割と人は忘れてしまいがち。
反対によくない事は何年も覚えているものですよね。
縁を繋いでくれた神様や友達、周りの誰かに感謝して、その出会いを大事にしていれば、そこからまた良い出会いが・・・と自分で繋いでいくことも出来るのかもしれませんね。