うまく焼けたシフォンケーキ、うまく冷まさないとしぼんでしまう原因になります。
シフォンケーキを冷まし方には瓶を使うのが一般的ですが、瓶ってありそうでなかなか瓶がないご家庭もありますよね。
でも、シフォンケーキを冷ますのに瓶がないご家庭でも他の物で全然代用できるので大丈夫。
シフォンケーキの冷まし方やコツなど、ポイントもまとめましたので是非シフォンケーキがやきあがる前にみてみてくださいね。
しっかり冷ませば上手にシフォンケーキができるはずですよ!
シフォンケーキの冷まし方!瓶がない時の代用は?
シフォンケーキの基本的な冷まし方は、瓶などに差してさかさまにひっくり返して冷ますのが一般的です。
重たくてしっかりしているのでシフォンケーキを瓶に刺す冷まし方がいいと言われることが多いですが、瓶がないおうちも多いですよね。
でも、瓶がない時は他の物で代用しても大丈夫です。
真夜中のお菓子作り
新作のシフォンケーキができたシフォンて冷ます時こうやって逆さまにするの可愛いよね pic.twitter.com/ZHUd9bapug
— ai_mogmog / Ai Horikawa (@ai_mogmog) March 6, 2021
選ぶポイントは「重くてしっかりしていて倒れないもの」です!
そして、高さがあり床からしっかりと離れるものの方が早く冷めやすいです。
- ペットボトル
- 調味料
- マグカップ
などが、どの家庭でも用意しやすく、代用しやすいと思います。
ペットボトルを使うときは中身の入ったものにするか、空なら水を入れて使用しましょう。
調味料のボトルも同様に中身がたくさん入っているものの方が安定します。
どちらも大きめのボトルの方が安定していて使いやすいですよ。
マグカップでも代用が可能です。
マグカップでは高さが少し低いので、できるだけ大きめのマグカップなどを使うとより冷めやすいですよ。
シフォンケーキの冷まし方で冷蔵庫は良くない?
シフォンケーキの冷まし方として冷蔵庫や冷凍庫を使うと早いかな、と思ってしまいますが、シフォンケーキを冷蔵庫で冷ますのはよくありません。
冷まし方として、シフォンケーキを冷蔵庫を使うのがよくない理由を説明します。
- 乾燥する
- 周りの食材が傷む
- しぼみやすくなる
- 逆さまで冷ますことができない
冷蔵庫内は乾燥していて、せっかくふわふわに焼けたシフォンケーキが乾燥する原因になります。
そして、焼き立てのシフォンケーキはかなり温度が高いためそのまま冷蔵庫へ入れると冷蔵庫内の温度が上がり、周りの食材を傷めてしまう原因にもなります。
そして、冷蔵庫の中で冷ますのがよくない1番の原因は、しぼみの原因になってしまうことです。
急激に冷ますことによって、せっかく膨らんだ生地がしぼみやすくなってしまうんです。
シフォンケーキは逆さまにひっくり返して冷ますのが一般的なので、冷蔵庫の中でシフォンケーキを型ごとひっくり返しておくのは難しいですよね。
ひっくり返しておかないと蒸気をうまく逃がすことができず、焼き縮みの原因になります。
冷蔵庫でシフォンケーキを冷やすことによって、せっかくうまく焼けたふわふわのシフォンケーキをしぼめてしまうかもしれません。
なので、時間に余裕をもってシフォンケーキを焼いて常温で冷ませるようにしましょう。
どうしても早く冷ましたい場合は、できるだけ高さのある瓶に差して高いところで冷ましてあげることによって蒸気が逃げやすくなりますよ。
ケーキクーラーを使うのもおすすめですが、ケーキクーラーの網の痕がついてしまうので注意が必要です。
シフォンケーキの冷まし方で落ちる原因と対処法
シフォンケーキのレシピの冷まし方通りに冷ましている時に落ちる原因の多くは、焼き不足なことがほとんどです。
冷まし方通りに逆さまにしていても落ちる場合には、一度焼き時間を少し長くしてみましょう。
シフォンケーキはスポンジケーキとは違い、しっかりと焼いて型にこびりつけないといけません。
水分が多い生地だと落ちてきやすくもなりますが、こちらもしっかり焼くことで防ぐことができます。
ですが、オーブンにはそれぞれ多少クセがありレシピ通りにしても焼き加減や焦げ方が違ってくることがあります。
レシピ通りの時間で焼いていても落ちる場合は、5分から10分ほど長く焼いてみましょう。
それで焦げてきてしまう場合は、アルミホイルをかぶせるか焼く温度を10℃下げてみましょう。
スポンジケーキは竹串になにもつかなければ焼き上がりですが、シフォンケーキは少し違います。
オーブンで焼いている間に一番高く膨らみ、少ししぼんできて割れ目にほんのり焦げ目がついてきたら焼き上がりの目安といえます。
お菓子作り初心者の方だと、ついついやりがちなミスもあります。
- テフロン型を選ぶ
- 型に油分は塗る
- クッキングシートをひく
テフロンはお手入れが簡単ですが、滑りがよく生地が落ちてきやすいのでシフォンケーキには避けた方が無難でアルミ型がおすすめですよ。
油分を塗ることで生地が落ちてくるので、シフォンケーキをやくときには何も塗らないでくださいね。
シフォンケーキを逆さまにする理由
シフォンケーキを逆さまにして冷ます理由は、焼き縮みを防ぎしぼまないようにするためです。
シフォンケーキは普通のケーキよりも重いため、そのまま冷ましておくとシフォンケーキの重さでどんどんつぶれてしまうんです。
型に入れたまま冷ますのも、それが理由です。
型から外してしまうとケーキの重さに耐えられず、しぼむんですね。
そしてシフォンケーキは普通のケーキよりも水分が多いため、焼き上がり直後はケーキ内に蒸気がたくさんこもっている状態です。
その蒸気をしっかり逃がしてあげないと、こちらもしぼむ原因になります。
逆さまにすることで蒸気が逃げやすくなるんです。
私もシフォンケーキを焼くまでは逆さまにして冷ますことを知らず、慌てて瓶を探しました。
せっかくうまく焼けたシフォンケーキがしぼんでしまわないよう、逆さまにして冷ますようにしましょうね。
まとめ
お菓子作りは作っている工程から、とても楽しいものですよね。
せっかくうまく焼けたシフォンケーキがしぼんでしまったら、ショックが大きいですよね。
しぼんでしまうのは冷ます過程だけでなく他に原因があることもありますが、しっかり冷ますことによってしぼむのを防ぐことができます。
冷ますのに使用するのは瓶じゃなくても全然大丈夫なので、焼きあがってから慌てて用意することの無いように最初に用意しておきましょう。
楽しいシフォンケーキづくりにしてくださいね。