ほやは食べ過ぎると、体に悪いとの噂が出ています。
これは、塩分が多い事からです。
では、ほやに寄生虫はいるのでしょうか?
また魚介類はあたってしまう事もありますが、どんな症状になるのでしょうか?
この記事ではほやを食べ過ぎると体に悪いのか、寄生虫やあたるとどんな症状になるのかなど真相を解明していきましょう!
ほやは食べ過ぎると体に悪い?
くせになる味わいが病みつきになるほやですが、食べ過ぎると体に悪いとの噂が出ています。
何か体に悪影響を及ぼす成分でもあるのでしょうか?
ほやは食べ過ぎると体に悪いのか、チェックしていきましょう!
ほやは塩分が多い事から、食べ過ぎると体に悪いです。
ただ他の食品と同じように食べ過ぎると良くないという程度なので、すぐに何かが起こるという事ではありません。
海のパイナップルとも呼ばれるほやですが、塩分が多いので食べ過ぎると体に悪いです。
ほやには、100gあたり3.3g塩分が含まれています。
そのため食べ過ぎると塩分の取り過ぎで、高血圧や腎臓病を引き起こしてしまう可能性があるのです。
ほやはむき身の状態で100gほどが定量とされているので、1日2個程度にしておきましょう。
そして他の食品と同じように、食べ過ぎると良くないという理由もあります。
好きな食べ物はついつい食べ過ぎてしまい、食べた後に気持ち悪くなってしまったということありませんか?
このように食べ過ぎてしまう事で、胃腸に負担がかかり気持ち悪くなってしまうのです。
そのため好きなものはついつい食べ過ぎてしまうものですが、ほどほどにしておきましょう。
次は、ほやに寄生虫がいるのか見ていきましょう!
ほやは寄生虫がいるってホント?
ほやは魚介類ですが、寄生虫はいるのでしょうか?
魚介類なので、寄生虫は気になる所ですよね。
ほやは寄生虫がいるってホントなのか、解明していきましょう!
実はほやに、寄生虫はいません。
それは、ほやのエサが植物プランクトンだからです。
ほやが食べているエサは、植物プランクトンです。
そのためアニサキスを食べてしまう事がないので、ほやに寄生虫はいません。
なので、安心して食べられますよ。
そもそも寄生虫が付いてしまう理由は、アニサキスを食べるオキアミをエサにしているからです。
そしてエサと共にアニサキスが、魚の体内に入り込んでしまいます。
こうして入り込んでしまった魚を食べる事で、腹痛や下痢を引き起こしてしまうのです。
次はほやにあたると、どんな症状になるのかチェックしていきましょう!
ほやにあたるとどんな症状になる?
刺身など生魚は、食中毒の危険性もあります。
ではほやにあたると、どんな症状になるのでしょうか?
下痢なのか腹痛なのか、ほやにあたるとどんな症状になるのか見ていきましょう!
ほやにあたると下痢や嘔吐、腹痛の他にも全身の麻痺を引き起こす可能性があります。
そのため市場に出回っている二枚貝等は、毒性の基準値を定めて定期的な検査も行っていますよ。
ほやにあたる原因には、下痢性貝毒と麻痺性貝毒があります。
下痢性貝毒の場合は下痢や吐き気、嘔吐や腹痛などを引き起こすだけです。
ただ麻痺性貝毒の場合は全身の麻痺を引き起こし、重症の場合は呼吸麻痺により死亡してしまう可能性もあるのです。
死亡してしまう可能性があると聞くと怖いですよね。
ですが市場に出回っている二枚貝等は、毒性の基準値を定めて定期的な検査も行ってから出荷しています。
なのでスーパーなどで購入したものは、安心して食べて大丈夫ですよ。
ただ問題なのは、自分たちで獲ったものによる食中毒です。
そのためほやを食べる時は新鮮なものを選び、スーパーなどで購入したものを食べるようにしましょう。
では、ほやの美味しい食べ方を見ていきましょう!
ほやの美味しい食べ方について!
ほやは病みつきになる味で、ついつい食べ過ぎてしまう人も多いです。
では、美味しい食べ方はどのような食べ方なのでしょうか?
ここでは、ほやの美味しい食べ方を紹介していきます!
ほやの美味しさを1番に感じられるのは、やはり生でそのまま食べる事です。
他にも天ぷらや唐揚げなど、加熱しても美味しいのですよ。
ほや本来の美味しさを存分に味わうなら、やはり生でそのまま食べる事です。
また薄くスライスしたキュウリとほや、酢とみりん、砂糖を和えるだけのほや酢も美味しいですよ。
他にも天ぷらや唐揚げなど、加熱しても美味しいのです。
ほやは生でも、加熱しても美味しいので、さまざまな調理法で味わえます。
下処理方法
下処理の方法は次の通りです。
- まず殻付きのまま水洗いをして、プラスの形になっている入水孔を切り落としたら入水孔からホヤ水を出します。
- その後もう一方のマイナスになっている出水孔を切り、出水孔から排泄物を押し出し簡単に水洗いましょう。
- 次に切り落とした出水口から下向きに包丁を入れ、根元の部分まで開いて殻を片手で押さえながら身を取り出します。
- あとは身の縁についている赤い部分や排泄物、肝やエラなどを取り除き、身を綺麗に洗ったら下処理完了です。
まとめ
ほやは塩分が高い事から、食べ過ぎると体に悪いです。
ただ他の食品と同じように食べ過ぎると良くないという程度なので、すぐに何かが起こるという事ではありません。
ほやはむき身の状態で100gほどが定量とされているので、1日2個程度にしておきましょう。
そしてほやのエサは植物プランクトンなので、寄生虫はいません。
ほやにあたると下痢や嘔吐、腹痛の他にも全身の麻痺を引き起こす可能性があります。
そのため市場に出回っている二枚貝等は定期的な検査を行っていますが、自分で獲ったものなどは注意しましょう。
本来の美味しさを存分に味わうなら、やはり生でそのまま食べる事です。
他にも天ぷらや唐揚げなど、加熱しても美味しいのですよ。