初心者でも簡単に育てることが出来ると、家庭菜園でも人気のミョウガ。
一方で、ミョウガを植えてはいけないという噂も。
理由は、地下茎が伸びてしまい、収穫量が多くなる事や他の植物の成長を妨げる事など。
気を付けるポイントは、植える場所!
ミョウガを植えてはいけない理由、植える場所や栽培方法なども紹介していきます。
目次
ミョウガを植えてはいけない理由とは?
家庭菜園でも人気のミョウガですが、ミョウガを植えてはいけないという噂も!
なぜ、ミョウガを植えてはいけないのでしょうか?
理由を紹介していきます!
ミョウガを植えてはいけない理由は
- どんどん地下茎が伸びてしまい、収穫量が多くなる
- 他の植物の成長を妨げる
- 根を完全に取り除くのが難しい
どんどん地下茎が伸びてしまい、収穫量が多くなる
ミョウガは、土の中を横にはうようにして伸びる地下茎で成長していきます。
そのため、庭に地植えしてしまうと、気づかないうちにどんどん伸びていってしまうのです。
土の中で成長してしまうと、気が付かないですよね。
気づいた時には、もう手遅れという場合も。
毎日庭の手入れをしているという人は、少ないですよね。
そして、伸びた分だけミョウガが収穫できます。
ミョウガを食べると言っても、少量ずつですよね。
たくさん収穫しても、食べられなくて、破棄する事になってしまいます。
なので、ミョウガは植えてはいけないと言われています。
他の植物の成長を妨げる
ミョウガは地下茎で増えていくので、あまり成長してしまうと、他の植物の根が伸びなくなってしまいます。
家庭菜園で、ミョウガだけを作っているという人は少ないですよね。
また、ミョウガは成長すると草丈も高くなるので、草丈が低い植物が横にあると日光が当たらなくなってしまう事も。
他の植物も一緒に作っていると、影響が出てしまいますね。
根を完全に取り除くのが難しい
ミョウガは生命力も強い!
地下茎で横に広がっていった根を、完全に取り除くのは困難ですよね。
横に広がった太い根から何本も根が伸びていっているので、引っこ抜くときに切れてしまうことも。
するとそこから、また根が伸びていってしまうのです。
完全に取り除くとなると、掘り起こすしかないですよね。
そのため、ミョウガは地植えしてはいけないのです。
どんどん増えてしまうミョウガですが、植える場所さえ気を付ければ問題なし!
ミョウガを植える場所や時期などを、見ていきましょう!
ミョウガを植える場所や時期として適切なのは?
植える場所さえ気を付ければ、ミョウガを植える事は出来ます。
では、ミョウガを植える場所や時期で、適切なのは?
見ていきましょう!
ミョウガを植える場所
ミョウガを植えるのに、適切な場所は
- 大型のプランターや鉢
- 日当たりの悪い場所
- 根が伸びる範囲を制限した場所
どんどん根が伸びるミョウガなので、あまり小さいプランターは避けましょう。
大きめのプランターに、たっぷりの土を入れる事で、元気に育ちます。
そんなに伸びなくて良いと感じていても、小さすぎるとミョウガが可哀想ですよね。
プランターが難しい場合は、根が伸びすぎるのを制限した場所で栽培することも出来ます。
レンガやストッパーなどで、根が成長しすぎるのを防ぐのがポイントです。
とにかく大切なのは、根が張り過ぎるのを防ぐことですね。
また、伸びすぎるのを防ぐという意味でも、日当たりの悪い場所がミョウガを植えるのに適しています。
ミョウガは、日が当たらない場所でも全然大丈夫です。
むしろ、乾燥に弱いので、日が当たらない場所で育てるのがおすすめです。
日陰で育てると、育ちもゆっくりとなるので、地下茎が伸びすぎるミョウガを植えるのにピッタリです。
控えた方が良い場所
隣の家との境や狭い庭などに植えるのは、やめておきましょう。
根が隣の家までいってしまう危険性があります。
また、最近は家庭菜園が人気となっていて、レンタルする家庭菜園もあります。
ミョウガは、根を完全に取り除くのが困難なので、レンタルの家庭菜園では控えましょう。
周りに迷惑をかけず、個人でひっそりとミョウガを植え、育てるのが良いですね。
ミョウガを植える時期
ミョウガを植える時期は、3月頃がおすすめ!
寒い地域では4月頃でも大丈夫です。
ミョウガの球根は、2月初め頃から販売されるので、温かくなってくる頃に植えてしまいましょう。
3月頃に植えれば、夏には収穫することが出来ます。
夏にはそうめんなどにも、ピッタリですよね。
ミョウガは生命力が強いので、一度植えてしまえば、毎年収穫する事が出来ます。
しかし、初めて植えた年は、株が安定していないため、収穫できない場合もあります。
次の年からはちゃんと成長してくれるので、安心して待ちましょう。
毎年出来てくれるのは、嬉しいですよね。
そうめんや豆腐の薬味にピッタリのミョウガ。
家庭菜園でも人気ですが、栽培方法や手入れ方法は?
植え替えの時期も、見ていきましょう!
ミョウガの栽培方法や手入れ方法は?植え替えの時期も!
ミョウガを家庭菜園で育て、薬味にプラス!
ちょっとした贅沢にピッタリなミョウガですが、栽培方法や手入れ方法は?
植え替えの時期も、紹介していきます!
栽培方法
- まずは、30㎝くらいの深さがある大きめのプランターに、ミョウガの球根を植えます。
- 5cmくらいの深さに球根を植えて、上に土をかぶせます。
- そして堆肥し、ワラや腐葉土を置きます。
- 植え終えたら、しっかりと水をやります。
- 芽が出て成長してきたら、20gくらいの化成肥料を与えます。
- さらに成長し、葉が茂ってきたら、葉が開ききったものを切っていき、7~8cmほどで間引きます。
- 土から顔を出したら収穫!
- 根元の方をつかみ、ねじりながら引っ張ります。
ミョウガ栽培のポイントは、乾燥させない事!
間引いて、風通しは良くしますが、土を乾燥させないように気を付けましょう。
花が咲いてしまうまで収穫しないと、食感と味が悪くなってしまいます。
花が咲く前までに、収穫しちゃいましょう。
植え替え時期
ミョウガは、生命力が強いので、毎年育てるなら、2~3年に一度、2~3月に植え替えが必要です。
- 球根を土の中から掘り起こし、土をすべて落とします。
- そして、再び別の場所に植え替えます。
こうすることで、またミョウガを味わうことが出来ます。
少しの手間で、またミョウガを収穫できるのは良いですよね。
毎年ではなく、2~3年に一度なので、簡単に育てることが出来ます。
手入れ方法
ミョウガを収穫し終えたら、葉が枯れていきます。
そのまま自然に置いておくのも良いですが、毎年収穫するなら、地面近くで切って手入れしておくのが良いです。
そして、乾燥に弱いので、土の上に堆肥をし、定期的に水やりをします。
葉は枯れてしまいますが、球根はしっかりと生きています。
定期的に手入れしてあげる事で、またミョウガを楽しむことが出来ます。
ミョウガは、病害虫被害がほとんどないので、気を付けなくてはいけないのは乾燥だけです。
水をあげるだけなら、簡単ですよね。
まとめ
ミョウガを植えてはいけない理由は、地下茎が伸びすぎる事や収穫量が多くなる事。
そのため植えるのは、大型のプランターや鉢、根が伸びる範囲を制限した場所や日当たりの悪い場所が良いです。
ミョウガを植える時期は3月頃で、夏には収穫することが出来ます。
ミョウガは、生命力が強いので、毎年育てるなら、2~3年に一度、2~3月に植え替えが必要です。
ミョウガ栽培のポイントは、乾燥させない事!
乾燥させないためにも、土の上に堆肥をし、定期的に水やりをしましょう。
この記事の関連記事はこちら
⇒ひまわりを庭に植えてはいけないといわれる理由は?風水も迷信ってホント?
⇒シソを植えてはいけない理由は?赤シソと青シソの違いも解説!
⇒ノウゼンカズラを植えてはいけない理由とは?毒性や育て方・剪定方法など解説!
⇒アジュガを植えてはいけない理由とは?一緒に植えるのにおすすめなのは?
⇒ツルニチニチソウを植えてはいけない理由とは?毒性や育て方など解説!